バスクチーズケーキとは
黒い焦げ目が特徴のバスクチーズケーキ。スペインのバスク地方・サンセバスティアンにあるお店「ラ・ヴィーニャ」のチーズケーキがいわゆるバスクチーズケーキと呼ばれているケーキの元祖だそうです。
今回はこのバスクチーズケーキにさつまいもを入れてアレンジ。焼き芋にしてさつまいもの甘みをよく引き出してから生地に加えました。
濃厚でとろとろなチーズケーキ生地にさつまいものキャラメルのような甘さが加わったさつまいもバスクチーズケーキのレシピです。
さつまいものバスクチーズケーキのレシピ
材料(8人分:15cm丸型 1台分)
さつまいも 200g
クリームチーズ 300g
グラニュー糖 90g
卵 3個
生クリーム 200ml
下準備
・クリームチーズを室温に戻しておきます。
・大きいオーブンペーパーを2枚用意し、1枚づつケーキ型に切り込みを入れずにそのまま敷き込んでいきます。
・チーズケーキを焼く10分前にオーブンを250度(ファンを回した状態)に予熱します。
作り方
① さつまいもをアルミホイルで包み、160度のオーブンで1時間程度焼きます。竹串を刺してみて柔らかければできあがりです。(焼き芋を作るのが面倒であれば、さつまいもの皮を剥いて一口大にカットし、レンジで加熱してください。)
② さつまいもが熱いうちにボウルに入れ潰します。
③ 別のボウルに室温に戻したやわらかいクリームチーズとグラニュー糖を入れ、ゴムベラで練り合わせます。
④ 潰したさつまいもを加えて混ぜ合わせます。
⑤ 卵を溶いて2~3回に分けて加え、その都度よく混ぜます。
⑥ 生クリームを加えて混ぜ合わせます。
⑦ 生地を濾します。(さつまいものかたまりがたくさん残っているようならハンドブレンダーにかけると漉しやすくなります。)
⑧ 準備した型に注ぎ入れて、予熱した250度(ファンを回した状態)のオーブンで約20分焼きます。
⑨ できるだけ高い温度にして、上面が焦げて焼き固まったのを確認してからオーブンから取り出します。オーブンから出したとき、ケーキを揺らすと全体が波打つくらいの焼き加減が目安です。(まわりが焼き固まって、中がまだ半生のような状態)
⑩ 粗熱をとった後、冷蔵庫で一晩しっかり冷やしてから召し上がって下さい。
バスクチーズケーキの特徴は、無造作に型に詰められたオーブンペーパーに黒い焦げ目のついたケーキ…と「焦げ」ばかりに目がいきがちですが、中をとろっとプリンのようなやわらかさに仕上げることがコツです。それには高温で短時間焼くことが必要です。
オーブンによって焼き色がつく時間は前後するかもしれません。お使いのオーブンで最適な焼き時間と温度を見つけてくださいね。