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今回の難読漢字は「霓」「蝉時雨」「才気煥発」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
1問目はこの漢字から!「霓」
「霓」って何て読むか分かりますか?
雨かんむりがついているから、雨に関する言葉ではないだろうか?
と考えた人は惜しい!
実は、雨が降ったあとに出てくるものです。
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「霓」の読み方のヒントは?
平仮名で2文字です。
”〇〇”
雨上がりに空気中の水滴に太陽光が差し込むと見られる、とても綺麗なものを表しています。
何と読むか分かりましたか?
「霓」の読み方、正解は……
正解は……
「にじ」
です!
「ダブルレインボー」と呼ばれる、虹が2つ現れる現象を見たことがありますか?
「虹」の上にもうひとつの「にじ」が架かっている状態のことです。
色がくっきりしている「にじ」を「主虹」と呼び、「虹」という漢字を使います。
「霓」は「虹」の外側に見える薄い「にじ」の呼び名です。
「副虹」ともいいます。
「虹」は上から「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」の7色ですが、「霓」は逆の順番です。
「ダブルレインボー」は珍しく、あまり見られませんので、見つけると「良いことが起きる前兆」「願いが叶う」など、世界中で縁起の良いものとされています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
2問目はこの漢字!「蝉時雨」
「蝉時雨」と書いて、なんと読むか分かりますか?
蝉(せみ)がある時間帯に雨を降らせる様子というイメージですが、ある意味合っています!
蝉が雨を降らせる様子といえば、蝉の声のことです。
さて、「蝉時雨」と書いてなんと読むでしょうか?
「蝉時雨」読み方のヒントは?
「蝉時雨」とは、蝉が示し合わせたように一斉に鳴きはじめることです。
時雨とは、通り雨の事で通り雨のようにバーッと降る雨のこと。
その雨の音を蝉の声に見立てた、夏の季語です。
一斉に鳴き始めたと思えば、一斉に鳴き止み、シーンとなるのは蝉だけでなく、人間でもそんな時がありますよね。
誰かの声が大きくなればつられて声が大きくなったり、小さくなればつられて小さくなったり。
「ミンミン」「ツクツク」「カナカナ」「ジージー」と色んな蝉の声が混じれば、蝉の大合唱です。