テイラー・スウィフトテイラー・スウィフト

テイラー・スウィフトは、先週金曜日の夜、ブラジルのリオデジャネイロで行われたErasツアーの公演で、息を切らしているように見えた。

コンサート翌日にネット上で共有されたコンサートのビデオには、彼女の数時間に及ぶパフォーマンスの最後に「Bejeweled」を歌った直後、息苦しそうにしている姿が映っていた。

ファンからは「オーマイガー・・これは色んな意味で私の心が傷つく」「彼女はとてもプロフェッショナルだけど、こんな彼女を見ていると・・」「彼女はまだ33歳で、信じられないような体型をしている。彼女がそんなに苦労していたなんて、本当に怖いわ」「みんな気をつけて、健康でいて」と多くの心配の声が寄せられた。

テイラーといえば、ブラジルのリオデジャネイロの猛暑のため、現地時間11月18日土曜日の夜のコンサートを延期した。

テイラーはインスタグラムにて「スタジアムの楽屋からこれを書いています。リオの気温が非常に高いため、今夜の公演を延期することを決定しました」と書き込んだ。「私のファン、仲間のパフォーマー、クルーの安全と幸福を第一に考えなければならないし、常にそうするつもりです」と付け加えた。

この決定は、金曜夜のコンサートに参加したアナ・クララ・ベネヴィデスさん(23歳)が、極度の気温上昇が原因で心停止を起こし、死亡したことを受けて下された。

ベネヴィデスさんは、金曜日にソーシャル・メディアでエラス・ツアーに参加する様子を記録し、スタジアムの一般入場エリアで良い場所を確保するために何時間も並んで待っている姿を見せた。一旦入場すると、彼女は倒れる前にステージのそばで写真を撮った。

ブラジル紙『フォーリャ・デ・サンパウロ』によれば、彼女は「スタジアムで40分ほど蘇生処置を受けた」後、救急車で運ばれたという。残念なことに、彼女は病院に着く前に息を引き取った。

テイラーはその後、ソーシャルメディアにベネヴィデスさんの悲劇的な死を悼み「このような言葉を書いていることが信じられないのですが、今夜私のショーの前にファンを亡くしました」「このことにどれほど打ちのめされているか、言葉では言い表せません」とつづった。