披露宴の結びに出席の御礼と末永いお付き合いを願う気持ちを伝える新郎謝辞。自由なスタイルの結婚式が注目を集める今、この謝辞についてもややカジュアルに行うカップルが急増中!そこで本日は新郎謝辞に関する基本的な情報をはじめ、ゲストが思わずクスッと笑ってしまうようなカジュアルでユニークな謝辞の実例を紹介したいと思います◎

おふたりのために結婚式に参加してくださったゲストに感謝の気持ちを伝える新郎謝辞。披露宴の結びに出席の御礼と末永いお付き合いを願う気持ちを伝える、とても重要な場面です。従来型の謝辞であれば、このようにフォーマルな形式で行うのが結婚式のマナーだと考えられていました。

しかし、自由なスタイルの結婚式が注目を集める今、この謝辞に関してもややカジュアルに行うカップルが急増中なんですよ!そこで本日は新郎謝辞に関する基本的な情報をはじめ、ゲストが思わずクスッと笑ってしまうようなカジュアルでユニークな謝辞の実例もご紹介します◎

新郎謝辞の基本構成

まずは新郎謝辞の基本的な構成から押さえましょう。基本を押さえておくと、そこからアレンジの幅が広がるはずです。

基本構成①挨拶

まずは新郎新婦おふたりのために駆けつけてくださったゲストに対し、感謝の気持ちを伝えましょう。新郎謝辞は出だしが肝心。アレンジなどは付け加えずに、ここはフォーマル感を大切にしましょう◎

基本構成②エピソード

新郎新婦おふたりに関するエピソードやこれからの抱負を語ります。新郎謝辞の中でもアレンジしやすい部分なので、おふたりらしさを盛り込みつつもゲストがクスッと笑えるような内容にするのもおすすめですよ♡

基本構成③結びの言葉

改めてゲストへの感謝と末永い意付き合いを願う言葉を述べましょう。気持ちを込めて、丁寧に話すことで、ご新郎さまの気持ちがゲストにもしっかりと伝わるはずです!

謝辞を考える際の注意点

ここでは謝辞を考える際に気をつけたいポイントをご紹介します。いくら自由なスタイルの結婚式が注目を集めているとは言えど、羽目を外しすぎるのはマナー違反。

結婚式というおめでたい席であることを念頭に置き、節度とマナーを守った上で、ほどよくユーモアを加えることがポイントです◎

注意点①忌み言葉は使わないように

謝辞を考える際は縁起が悪いと言われている忌み言葉にご注意を!例えば、別れや再婚を意識させるような言葉や同じ言葉を繰り返す重ね言葉などがこれに該当します。

注意点②時間にご注意を

一般的に謝辞の適切な長さは2分から3分程度だと言われています。これ以上に短いとゲストにあっけない印象を与えますし、長すぎるとゲストが疲れてしまう可能性があります。

ゲストを笑わせたいからと言って、いくつものエピソードを盛り込むのはちょっと考えもの。時間内に謝辞が終わるように時間配分に気をつけましょう!

注意点③ユーモアはほどほどに

いくら自由なスタイルの結婚式が注目を集めているとは言えど、ゲストの中には伝統やしきたりを大切にする方もいらっしゃるかもしれません。ほどよいユーモアはゲストの笑いを誘いますが、度が過ぎると下品な印象を与えることも。

謝辞にユーモアを入れる場合は、エピソード部分に少し盛り込む程度がベター!また盛り込む内容にも充分気を付け、誰かが傷付くような内容は絶対に入れないようにしてください◎

注意点④可能であれば誰かに聞いてもらう!

もし可能であれば、作った謝辞は本番前に気心知れた人に聞いてもらうのがベスト。客観的な目線で謝辞を聞いてもらうことで、自分では気付けなかったケアレスミスに気付くことも。

この場合、パートナーである花嫁さまやご自身の両親など、信頼のおける人物にお願いすることをおすすめします。

注意点⑤話すときは自分の言葉で◎

結婚式当日に謝辞を伝える時は、緊張で早口にならないように気を付けて◎いつもより気持ちゆっくりと、大きな声で一つひとつの言葉を丁寧に話すと、ゲストに伝わる謝辞に。目線も下ばかりを見ずに、会場全体を見渡すようにすると、ゲストにいい印象を与えます。

また謝辞は新郎からゲストに感謝の気持ちや末永いお付き合いを願う言葉を伝えるための大切なセレモニー。できれば考えてきた謝辞を読むのでは無く、自分の言葉で伝えることを意識してみてくださいね!