アジーリア・バンクス、BTS ジョングク Photo: Kristina Bumphrey/Shutterstock, @bangtan.official / Facebookアジーリア・バンクス、BTS ジョングク Photo: Kristina Bumphrey/Shutterstock, @bangtan.official / Facebook

ラッパーでシンガーソングライターのアジーリア・バンクス(32)がSNSにした投稿が「人種差別的」だとして批判を浴びている。

NextSharkによると、アジーリアは11月10日(現地時間)、インスタグラムのストーリーにて、2021年に銃撃事件を起こしたラッパーのエイサップ・ロッキー(35)がクリス・ブラウン(34)に比べて法的制裁を受けていないと指摘。クリスへの愛を表明すると共に、なぜか怒りの矛先をK-POPに向けた。

「補足:いま、クリス・ブラウンがこの10年でもっとも重要なアーティストじゃないってふりはやめて、これらフルーティーなK-POPの変人たちに、幽霊のように白く漂白されたお尻と、ゴミのようなマイケル・ジャクソン風の振り付けでここから出て行ってもらえるかしら?K-POPのボーイズ・グループはただお尻をふって踊っているだけでしょ」

NextSharkによれば、アジーリアの「ゴミのようなマイケル・ジャクソン風の振り付け」という発言は、BTSのジョングク(26)への直接的な攻撃ではないかと考えられている。というのも、最近、ジョングクはソロデビュー・アルバム「GOLDEN(ゴールデン)」をリリース。同作のタイトル曲である「Standing Next To You」のミュージック・ビデオは、「故マイケル・ジャクソンを彷彿とさせる」「マイケルへのオマージュ」だとしてファンから好意的に受け止められているからだ。

BTSのファンであるARMY(ファンの名称)はアジーリアの発言は人種差別的であり、彼女はキセノフォビック(外国人嫌悪)だと批判。また、アジーリアを知らないファンは、彼女がジョングクのソロキャリアの成功に嫉妬し、ただ単に注目を集めたいがための“クラウトチェイサー”だと指摘した。

さらに別のファンは、「アジーリア・バンクスの最新シングル『DILEMA』は、Spotifyで599,549回再生された。これからジョングクの8日前のアルバム『GOLDEN』で最後に再生された曲の数字に追いつくためには、13,330,212回の再生が必要だね」と、アジーリアとジョングクの音源成績を比較する形で彼女を皮肉ったのであった。

世界中のK-POPファンを敵に回したアジーリア。はたして彼女に弁解の余地はあるのだろうか。