「フレンズ」 @friends / Instagram
アメリカ・ボストンにまたひとつ、観光名所が誕生するようだ。人気海外ドラマ「フレンズ」に登場するカフェ「セントラル・パーク」が常設店としては初めてオープンすることがわかった。
米People誌が報じたところによれば、アメリカ・ボストンに誕生する常設店は元々、10月にオープンする予定であったが、同作で主要キャラクターのひとり、チャンドラー・ビングを演じたマシュー・ペリー(享年54)が急逝したことにより、延期となっていた。
「セントラル・パーク」は、現地時間11月14日にオープンする予定であり、来店者には、故マシュー・ペリーに敬意を表し、チャンドラーのセリフ「Can I interest you in a sarcastic comment?(皮肉なコメントならうまいけど?)」と書かれたコーヒースリーブが配られるという。
無事オープンを迎えたあとは、他の主要キャラクター、レイチェル・グリーンや、ロス・ゲラー、モニカ・ゲラー、フィービー・ブッフェ、ジョーイ・トリビアーニの名ゼリフが書かれたスリーブの配布も予定されている。
セントラル・パークは過去数年間、ポップアップストアとしてニューヨークやロサンゼルス一帯に出店されており、ワーナーブラザース・ディスカバリーは、これらのポップアップを「フレンズ」のプロモーション手段として使用していた。
2004年に終了した「フレンズ」は、本国アメリカではワーナーブラザース・ディスカバリーのプラットフォーム「Max(当時はWarnerMedia)」でストリーミングされており、2019年に同社は「フレンズ」を5年間、同プラットフォームでストリーミングするために4億2,500万ドルもの大金を支払っている。
この常設店は、ボストンのメジャーな通り「ニューベリー・ストリート」にあり、コーヒーメニューは、セレブシェフでレストラン経営者、そしてリアリティ料理番組「トップ・シェフ」の審査員であるトム・コリッキオが監修。メニューの中には、「フレンズ」の決めゼリフにちなんだ名前がつけられており「Pivot Blend」や「How You Doin’?」などがあるそうだ。
ボストンを訪れた際はぜひ、「セントラル・パーク」で「フレンズ」気分を味わってみてはいかがだろうか。