スキンケア・基礎化粧品を買うときは、無駄なくお肌に投資したいもの。どんなに高級品を買ったとしても価格に見合った価値を得られるとはかぎりません。人それぞれの肌質はあるものの、どんなポイントをおさえて選ぶといいのでしょうか。この記事では、コスメの賢い選び方をまとめてみました。
スキンケア・基礎化粧品は、クレンジングにこだわるべし
スキンケアで大切にしたいのは、“落とすケア”への投資です。化粧水や乳液など、ついつい“与えるケア”に力を入れてしまいがちですが、肌のコンディションをキープするには「落とすケアにどれだけ気を配っているか」がポイントですよ。
落とすアイテムで、肌のコンディションは大きく変わる
メイクを“落とす”クレンジングは、アイテムによって肌に負担をかけてしまうことがあります。
洗浄力が高すぎて肌に必要な油分まで落とすケースが少なくありません。その結果、肌の乾燥によってバリア機能が低下し肌あれにつながるなど、さらなるトラブルを招くことも。どんなに丁寧に保湿しても保湿前に油分を落としすぎていては、努力が水の泡になってしまいます……。
すこやかな肌をキープするために、落としすぎないクレンジングを選んでみましょう。
メイクにあわせて2つを使い分けると◎
クレンジングアイテムは、メイクにあわせて使いわけるのが理想的です。軽いメイクの日はミルクタイプやクリームタイプなどやさしい使い心地のもの、しっかりメイクの日は洗浄力の高いバームタイプやオイルタイプなどを選ぶとよいでしょう。
“与えるケア”は背伸びしなくてOK
スキンケアへの投資といえば美容液やクリームなど、高級品を選ぶ人が目立ちます。価格に見合った高い効果を感じられることもありますが、化粧品の価格=効果の高さという考えは改めたいところ。
化粧品は基本的に肌を清潔にしたり、水分や油分を与えたりして、すこやかに保つためのもの。毛穴を小さくしたりシミを消したりといった効果を約束するものではないため、いくらお金を注ぎ込んでも肌を劇的に変えられる、というものではないでしょう。
“与えるケア”で背伸びする必要はないので、負担なく使えるものを、惜しみなく使うほうが賢明と言えます。
スキンケアの正解は「しっかり保湿」と「こすらない」
美肌を目指すうえで大切なのは保湿。水分と油分のバランスが整うように保湿できれば十分です。過剰なケアは、逆効果となることもあるので注意しましょう。美肌を目指して肌に塗るものを増やすと、その摩擦が肌のダメージにつながります。不要な摩擦は徹底的に減らすこと!これが美肌への近道と言えるでしょう。
紫外線対策に力を入れるほうが、将来の肌に差がつく
美肌をキープしたいなら“与えるケア”よりも紫外線対策に目を向けましょう。紫外線は肌の老化を招くため、いかに“ブロックできるか”が肝です。こまめで丁寧な紫外線対策のほうが、将来の肌に差をつけるといっても過言ではありませんよ!