ポールプレンターは本当にクズだったのか?

フレディ・マーキュリーを愛した男【ポール・プレンター】は暴露後どうなった?
(画像=Pinterest、『Sorte plus』より引用)

ポール・プレンターはボヘミアンラプソディの劇中で、フレディと親しくしつつも金儲けのことばかり考え腹黒く、最終的にフレディを裏切るというクズと言われてもおかしくない役柄ではありましたが、実際のポールは本当に映画の中ようなクズ人間だったのでしょうか。

世界的なミュージシャンのマネージャーという重要な存在だったにも関わらず、あまり話題に上がることがないというのも気になるところです。実際の関係者による証言なども踏まえながら、以下で詳しく解説していきましょう。

ポールプレンターに関する情報は少なかった

フレディ・マーキュリーを愛した男【ポール・プレンター】は暴露後どうなった?
(画像=『Sorte plus』より引用)

ポール・プレンターは過去のフレディ・マーキュリーが写る写真などには頻繁に登場していますが、彼のプライベートに関する詳しい話についてはほとんど出回っていないのが事実です。

実際に映画「ボヘミアンラプソディ」でポール・プレンター役を演じた俳優のアレン・リーチは、役作りのためにポールの情報を片っ端から調べ上げ、当時の関係者からも話を聞いたそうですが、それでも情報は非常に少なく再現するのが困難だったと語っています。

そのため、劇中で描かれた通りの人物だというイメージがファンや映画を見た人々の中には焼き付けられ、彼は限りなくクズだと思われているのです。しかしフレディが愛した男性でもあるわけですし、ポールも恋愛対象が同性だったために様々な苦労や葛藤があったのではないかとも言われています。

関係者による貴重な証言を紹介

フレディ・マーキュリーを愛した男【ポール・プレンター】は暴露後どうなった?
(画像=Pinterest、『Sorte plus』より引用)

当時のクイーンの関係者の中でも、ポールプレンターに関して多くを語る人物はおらず、実際の性格やプライベートに関しては謎に包まれている部分も多いのですが、唯一メンバーや関係者が語った証言をいくつかご紹介しましょう。

【ジョン・リード(クイーンの元マネージャー)】

ポール・プレンターはフレディにとって共犯の仲間だったんだ。彼が様々な批判を無視せず耳を貸していたら、事態ははるかに好転していたはずだ

【ブライアン・メイ(クイーンのメンバー)】

最後のアメリカツアーを行ったとき、プレンターがラジオ局からの電話を取り次ぐ役目だったんだ。でも彼は「フレディはインタビューなんかやらない」「フレディはクソ食らえと言ってる」とか、ありもしないことを伝えてたんだ。のちに僕たちの知るところとなったけどね。このパーソナル・アシスタントらしき人間が、アメリカ全体をムカつかせてしまったわけだ

【ロジャー・テイラー(クイーンのメンバー)】

あの男の話はしないほうがいいだろうな。奴は悪影響の塊だったよ。最悪の

このように、クイーンのメンバーやその他クイーンに深くかかわりを持った人物からは、やはり嫌われており突き放された存在であったことは確かなようです。

彼がいなければ、フレディはドラッグに手を染めたりHIVに感染することもなかったのではないかと考える人も多く、劇中でも現実でも周りから決して良い目では見られていなかったという事実は少なからずあるのです。