リユース着物店 山椒庵は、10月22日(日)から、オリジナル商品の着物カーディガン「二兎羽織」を、クラウドファンディングサービス・Makuakeにて先行予約販中。

同プロジェクトの目標金額は10月25日(水)に達成したが、受注は引き続き2024年1月7日(日)まで受け付けている。また、商品撮影は着物インフルエンサーでフォトグラファーのさんかく氏が協力している。

着物カーディガン「二兎羽織」について


着物カーディガン「二兎羽織」は、着物に羽織として、洋服にカーディガンとして、幅広いコーディネートが可能なアイテム。

また、ニットゆえの男女問わず着用できるサイズ感が特徴だ。

定番のカーディガン&着物を踏襲



着物カーディガン「二兎羽織」は、和服としては裄丈の割に身幅がタイトで、洋服寄りの寸法で作られている。

身体のラインを拾いすぎない、ほどほどゆったりのシルエットで、着物にも洋服にも使いやすい。また、全体の形は定番のカーディガン&着物を踏襲している。


ネック部分は、首や顔まわりをスッキリ見せるVネックが採用されている。


そのため、ボタンを開けても閉じても、着物に合わせても、美しく見えるデザインだ。

男女兼用のユニバーサルデザイン


着物カーディガン「二兎羽織」の袖は、袖丈の長い着物仕様。身八つ口無しのメンズ着物テイストを採用しており、袖の編地も身頃と同じ上下に統一している。

そのため、腕を下ろしている時の落ち感や、ボリューム感を楽しめるのが嬉しい。


また、サイズは、単なる男女の中間サイズではなく、女性が名古屋帯の着用をしたり、男性が羽織の下に着るシチュエーションを想定したりして作られている。

伸縮性のあるニット素材だからこそ実現できる、男女兼用のユニバーサルデザインだ。

3シーズン着用可能な綿100%


着物カーディガン「二兎羽織」の素材は、綿100%。さらりと優しい肌触りで、チクチク感や静電気が起きにくい。


メンズ羽織や角袖コートなどを用いることで、肌寒い時期から汗ばむ時期まで秋・冬・春の3シーズン着用可能。

また、家庭で手洗いでの洗濯が可能だ。

カットロスの出ない無縫製ニットを採用

着物カーディガン「二兎羽織」は、カットロスの出ない無縫製ニットが採用されている。縫い代がない分肌に優しく、環境にも優しい製品を目指したという。

日本では年間50万トンを超える衣類が廃棄されている。しかし、着物は元来、生地ロスがなくエシカルな服だ。着物の場合、リユース時にネックとなるのがサイズ。「コンディションが良くても裄丈が短い」といった時には、着物カーディガン「二兎羽織」を上から羽織れば、サイズの難を隠せるだろう。

着られるのであれば、ハサミを入れずに工夫をして着る。これがリユース着物店 山椒庵の考える環境負荷のないファッションだという。