整理整頓や片づけは、少しでも生活を快適にするために避けては通れない課題の1つですが、いざ取り組んでみたところで「なかなか片づかない…」という方は少なくないようです。そこで、整理収納アドバイザーとライフオーガナイザーの資格取得の際に学んだ内容から、仕事や家事、気持ちを片づけるときの基準にしていることを紹介します。

「家に帰る瞬間」が好きでたまらない

「さあ、家に帰ろう」という瞬間が大好きです。

出社したとき、地元のコワーキングスペースで仕事をしたとき、週末、外出(娘の買い物につきあったり、ショッピングモールに行ったり)したとき、いつもより少し遠いお店まで、日用品や食品の買い出しで出かけたとき、など。どんなときも、だいたい1〜2時間くらい経つと、「ああ、帰りたい」と家が恋しくなります。

そして、家に帰ることを楽しみに、仕事や買い物を頑張りはじめます。

「そんなに家が好きなら出かけなければいいのに」と我ながらツッコミたくなるくらい、外出先ですぐスタミナが切れてしまうわたし。出先での用事が終わり、「さあ、帰れる!」という瞬間が、とにかく好きで好きでたまりません。仕事を終えてスッキリしたり、読みたい本を買えたり、家で食べたいモノを買ったり…。

わたしはたぶん、家での時間を楽しく過ごすためのモノや(仕事を終えて家でのんびりする)時間を手に入れるために、出かけているのではないかと思うほどです。「家に帰るために」「家で過ごす時間を楽しむために」これが一番のモチベーションです。

「家に帰って、買った本を読もう」

「家に帰って、これを食べよう」

「さあ、帰ろう」

ほぼ毎日やってくるこの瞬間。何度味わってもしあわせだと思います。<text:なまけるための片付け/花太郎(整理収納アドバイザー) https://note.com/namake_kataduke>

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