ポルトガル人と言えば、ラテン系のイメージが強いのですが、日本人に似ている部分があるということでも有名ですよね。日本人に似ているというだけで、気になるポルトガル人。こちらでは、その性格や特徴について迫ります。
ポルトガルの基本情報
ポルトガルは、南ヨーロッパのイベリア半島の先に位置する独立国家です。ヨーロッパの国々の中では、面積も狭く、人口も多い方ではないのですが、実は世界に強い影響力のある国なのです。
首都:リスボン
人口:1029万人(2017年)
面積:日本の約4分の1
言語:ポルトガル語
世界には大航海時代という歴史があります。15世紀半から17世紀半ほどまで続いた、新大陸をめざしヨーロッパの国々が覇権を得るためにさまざまな争いが絶えなかった時代です。
そのなかで、ポルトガルはスペインと並び海外領土を多く開拓するのです。そのため、ブラジルをはじめアフリカの一部の国々では、現在もポルトガル語が使われています。
ポルトガル語が世界の国々で利用され、ポルトガルの文化が他国にも影響を与えているのは、このような歴史が背景にあるのです。
観光立国
ポルトガルには、観光で訪れる人が多いです。年間1270万人も訪れるそうですよ。
なんと、ポルトガル国内の人口よりも多いですね!
料理は、暖かい気候によって生み出されるオリーブなどの作物を使い、海に面した地理も活かした海産物の料理が名産品のようです。
タラやイワシが多く獲れ、なんと日本の天ぷらのルーツになったという噂も。日本とも縁深い国だったんですね。
ポルトガルの国民性は?
ポルトガルの国民性とはどのようなものなのでしょうか。
日本とも縁深いポルトガル人の特徴は気になりますよね。
人を迎え入れる文化がある
ポルトガル人は、国外からの旅行客から「優しい人が多かった」と言われており、ひとを迎え入れる文化があり評判がとてもいいことが特徴です。
ポルトガル人には、ラテン系の気質があり、ノリの良さも持っているので、旅行客にも親切なのかもしれません。
日本人は海外に行くと「アジア系であるがゆえに差別を受けた」と話すこともありますよね。しかし、日本人ポルトガル旅行者の間では、ポルトガル人は優しかったと評判なんです。ポルトガルに行ってみたくなりますね!
仕事に真面目で明るい国民性
ポルトガル人は、前述した通り世界のなかで大きな影響力を持った歴史があります。
そのためか、プライドが高い傾向があるようです。ただし、それをひけらかして偉そうな態度をとることはあまりありません。謙虚に仕事に取り組み、仲間をたてることを忘れません。
仕事には真面目で、きっちり約束を守る国民性があります。ただし、時間にはルーズなようです。時間を守るということは、「仕事を真面目に行う中では当たり前」という日本人の感覚からすると少し違和感がありますが、ヨーロッパではあまり違和感はないようです。
また、ラテン民族の気質も受け継いでいますので、音楽やダンスが好きで明るい性格の方が多いです。ただし、時と場合を考慮して、人に迷惑をかけるようなことはしません。こういったところにも謙虚さや真面目さがあらわれるようです。
親しみやすく付き合いやすい国民性があるといえるでしょう。
顔立ちが日本人に近い
ポルトガル人の顔は、日本人の顔に近いと言われています。
日本人よりは、目が大きく、鼻が高いため、ハッキリした堀の深い顔をしていますが、黒髪の人が多く、九州地方の顔が濃い日本人に似ていると言われるのです。たしかに、日本人にもハーフっぽい顔をした人がいますが、いわれてみればポルトガル人の顔に近い気がしますね。
目鼻立ちがはっきりしたポルトガル人の顔は、美男美女が多いのも特徴の1つです。
なんと、ポルトガル人は、身長も日本人ぐらいだといわれているので、日本人からするとますます親近感が湧きますね!