日本三大美人の湯や、川原を掘って作るマイ露天風呂、熊野詣の「湯垢離場」や、海の絶景が楽しめる温泉、日本三大古湯や、効能豊かな温泉など、和歌山で魅力の温泉地6選を紹介します。
【1】龍神温泉
紀伊山地の山間にある温泉地で、清流「日高川」に沿って温泉宿が立ち並んでいます。各宿の露店風呂では美しい「日高川」の風景と四季折々の山の景色を楽しむことが出来ます。
龍神温泉は「日本三大美人の湯」(島根県の「湯の川温泉」と群馬県の「川中温泉」)と言われており、少しぬるっとした泉質の温泉に浸かると、肌がスベスベになっていくのを実感することが出来ます。
【2】川湯温泉
熊野川の支流である大塔川にある温泉地で、川の流れの中からも温泉が湧いており、川原を掘ればオリジナルの露天風呂が完成します。大塔川に沿うように温泉宿や共同浴場などがあり、内湯でゆっくりと温泉を堪能する事もできます。
冬には川を堰き止めて作られるプールの様な巨大露天風呂「仙人風呂」が登場、毎年一月に開催される、「仙人風呂」に木製のかるたを浮かべて行われる「かるた大会」は、川湯温泉の冬の風物詩となっています。
【3】湯の峰温泉
開湯1800年以上と言われる歴史ある古湯で、世界遺産となっている「熊野三山」の一つ「熊野本宮大社」から車で10分程の山間にある、温泉情緒溢れる温泉地です。昔から熊野詣の際の「湯垢離(ゆごり」場《お湯で身を清める事》」として、多くの参拝者が訪れる温泉地です。
温泉街を流れる湯の谷川沿いには、日によっては1日に7回も色が変わると言われる不思議な岩風呂「つぼ湯」や、90度の熱湯が湧き出ており温泉卵などを作れる「源泉湯筒」があります。公衆浴場もあるので立ち寄りでも楽しめます。
【4】勝浦温泉
和歌山を代表する観光地の一つ「那智勝浦」にあり、多くの方が良質な温泉と新鮮な海の幸を求めて訪れる温泉地です。
景勝地である紀の松島から勝浦港にかけてに大小のホテルや温泉宿が集まっており、中には船でしか行くことが出来ない島や岬に立地する宿もあります。どこの宿でも良質な温泉と、美しい海と山の風景、新鮮な海の幸を堪能できます。
日帰りで入浴できる宿もありますので、観光途中の立ち寄り温泉としても楽しむことが出来ます。