「なんか」という口癖から性格・心理⑫意見を対立させたくない
誰でも争うことは嫌ですよね。できるだけ穏便にしたいと考えます。人間関係の問題であれば、そう考える人は多いのではないでしょうか。「なんか」が口癖の人には、誰かと意見を対立させて、人間関係を拗らせたくないという心理から「なんか」を使う人がいます。
なんかという言葉をクッション言葉にしているのです。「なんか」ということで、相手の意見を強く否定しているわけではないことをアピールしています。人間関係を円滑にしていく中で、クッション言葉はとても大切です。なんでもかんでもストレートの物事を言うことが正しいわけではありません。
しかし「なんか」を使いすぎるのもよくありません。なんかが口癖の人の場合、なんでもかんでも「なんか」をつけて話し始めてしまう特徴があります。これでは自分の考えがどこにあるのかを相手に伝えることが難しいでしょう。
ときにクッション言葉として「なんか」を使うことは必要ですが、毎回毎回「なんか」を使ってしまう人は、口癖を治すことが必要かもしれません。
「なんか」という口癖から性格・心理⑬子供っぽい
「なんか」というよりは「なんか~」と語尾を伸ばして話す人は、子供っぽい性格であることが多いようです。悪い言い方をすれば、社会人としてはあまり良いとはいえません。
プライベートで彼女が彼氏に「なんか~」と甘えるのは、とても可愛いと思いますが、同じような口癖が仕事中に出るようであれば治す必要があるでしょう。
子供っぽい性格というのは、天真爛漫で好かれることも多い性格です。その時その時にあわせて、子供っぽくなれるという人には、友達も多くいるでしょう。
しかし使うときや場所を考えずに、子供っぽくなってしまう人は、周りの人に迷惑をかけかねません。
「なんか」という口癖から性格・心理⑭興味がない
「なんか」という口癖の人は、他力本願で自分の考えがあまりない人に多くみられる口癖です。これは自分以外のことにあまり興味が持てないという性格のせいであることもあります。
自分のこと以外に興味をもつことができないので、それ以外のことについて考えようとか、なんとかしようと思う心理がないようです。
自分以外に興味がないというのは、人間関係を築いていく上では障害になってしまうこともあります。自分のこと以外にも興味を持つことができるように、人間観察をしてみるところから始めてみましょう。
「なんか」という口癖から性格・心理⑮ネガティブ
「なんか」というのが口癖の人のなかには「私なんか」という言葉が口癖の人もいるのではないでしょうか。「なんか」という言葉には、ネガティブな意味が込められていることが多いのです。
「私なんか」という人に限って、「それでも自分のことを好きになって欲しい」と考えている人が多いようです。それは「なんか」には、誰かにかまってほしいという心理が含まれているからです。
誰かに好きになって欲しいのであれば、まずは自分が自分のことを好きになってあげる必要があるでしょう。自分のことを好きになることができれば、「私なんか」という口癖は治すことができるはずです。
まずは「私なんか」という口癖を言わないようにしてみる、という方法も良いかもしれません。