「まだ経験が浅い宇田川優希投手を抜擢したり、宮城大弥を左の先発投手1番手に育て上げた。ほかにも選手の発掘には余念がありません。現在のメンバーで突出した成績を残すのは、今シーズンオフに米メジャーリーグにポストティングで移籍濃厚な山本由伸くらい。後はどんぐりの背比べのようなレベルの選手ですが、1軍、2軍の連係がかなりうまくいっており、彼らの状態を見ながらやり繰りして勝利を繋げている。他球団の首脳陣からも『戦力だけ見れば完全にBクラス。いつ低迷してもおかしくない戦力なのにサメ(中嶋監督の現役時代の愛称)はよくやってる』と感心されています」(一般紙運動デスク)
采配ではしっかり結果を残しているからプロの間では成功者とあがめられているのだが、グラウンドを離れた途端、塩対応を炸裂させて日々接する報道陣とは険悪なムードが流れているという。
「10月21日に行われたパ・リーグクライマックスシリーズファイナルステージ第4戦後のこと。CS突破会見が開かれたのですが、代表して持ち回りの幹事局である毎日放送の大ベテラン・赤木誠アナウンサーが中嶋監督に質問したとき事件は起こりました。先にCS突破を決めた阪神を絡ませて質問するのですが、ことごとくはぐらかす返答。選手のMVPを聞いても『それはタイガースの話でしょ』と言ったり、18年ぶりに優勝した阪神の印象を聞かれても『セ・リーグのことなのですみません。(交流戦は)体調不良で出ていないので全然わかりません』と答えている。ネット上では中嶋監督よりもKYな質問をしたとして、なぜかいい加減な対応をした中嶋監督ではなく赤木アナウンサーが猛バッシングされるという事態に発展しました」(在阪テレビ局関係者)
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