イランの女性は美人が多いと言われています。整った目鼻立ちや穏やかな物腰から世界一美人が多い国と考えている人も多いです。普通の日本人からはあまり接点もなく、実態を知ることは難しいです。そんなイランの美人の特徴や性格など、イランのモテる女子についてまとめました!

【はじめに】イランには美人が多い?

女子なら今よりも更にきれいになりたい、モテる女子になりたいと思うのは世界共通だと思います。国や時代は違えどいつどこの女性でもオシャレを楽しみたいと思っているのではないでしょうか。昔の時代は写真などでそれぞれの時代のオシャレを垣間みることができます。

日本とはあまり馴染みがない中東の国イランでも同じことが言えます。美人が多いといわれているイランでは外国人から見て魅力的な美人が多く、世界中でモテる女子が普通に街を歩いているといわれています。

文化的、宗教的な慣習が違うのにそれでも世界的に美人といわれるということはすごいことですよね!外国の美人や昔の美人を見ると「なんかちょっと違う」と感じられることが多いものですがイランの女性は私たち日本人から見ても思わず見惚れてしまうような美人が多いのは事実です。ここではそんな彼女らの性格や恋愛事情など、イラン人女性の特徴についてまとめました!

イランの美人の見た目はどんな感じ?

最初に気になるのはイラン人女性がどういった見た目であるかですよね。モテる女子の特徴は国ごとに異なってはくるものの、中東の女性の美人さには目を見張るものがあります。イラン人女性の特徴としては顔の彫りが深く、鼻も高く目が大きいという美人の条件をこれでもかというくらい贅沢に詰め込んだ人も多くいます。Eラインが綺麗なのも目をひきますね!

彫りが深い人が多いため、普通の日本人から見るとやはり大人びた印象を強く感じます。10代や20代前半の若い女性でも実年齢より年上に見えることが多く、物静かな印象とあいまってより大人の魅力に秀でているといえます。メイクをバッチリしている場合も多く、人によっては少しケバく感じられる人もいるかもしれませんね。

イラン美人の特徴① イスラム教と露出の関係

男性女性関わらず中東の国々の人を語る上でやはり宗教と彼等の生活は切っても切れない深い関係性があります。国内で見ると別に何の不思議もないようなことが他者、特に外国人から見ると変わったように見えるというのはどこの国でもありますよね。

イランはシーア派イスラームが国教となっており、イスラム教の最高指導者が国の実権を握っている国です。そのため政治のみならず、一般人の生活にもイスラム教の教えは深く根付いています。

露出は厳禁!

政教分離とは違う路線を進む国のため、人々の服装も独特です。中東らしさがあり、女性はチャドルという黒い布のような洋服で身を包んでいることが多いです。中東の女性と言えばよくゆったりとした服装を着ているイメージがありますが、宗教上ボディラインを際立たせるような服装はNGとされているからなんですね。イスラムの女性にとってはオシャレは露出度とは関わりのないところで楽しまれています。

イラン美人の特徴② 髪の毛は出さない

美男美女が多いとされるイランですがもう1つの女性の服装のルールとして目立つのが「女性は髪の毛を出してはいけない」というものです。そのため、ジャブと呼ばれるスカーフを被っています。これも中東の女性と聞いてすぐにピンと来るものではないでしょうか。特徴的ですぐにイスラム圏の女性だということが分かりますよね。

男性はスカーフを被らなくてもよし

一方男性はこのジャブと呼ばれるスカーフを被る必要はありません。イスラム教圏では「女性らしさ」を前面に出すことが禁じられているため、こういった服装規定があるんですね。男性と女性で服装に明確な違いがあるため、男女平等の権利を訴える団体もいます。そういった活動が起きても不思議ではないのかもしれません。一方でそういう規則があるからこそ中東ならではの美人の魅力があると考える人もいて、意見が分かれています。

イラン美人の特徴③ 服装規定は外国人にも

また、こういった女性の服装への規定は外国人にも適用されます。そのため、イランに観光などで渡航することがあって私たちが日本人であっても飛行機を降りる前から女性はスカーフを被り露出を抑える必要があります。ビックリですね。独自の風習は外国人の私たちからすると細かいルールが分かりにくいものであり、距離的なものもあるため気軽に観光にいける国という印象にはなりにくいのかもしれませんね。

イスラム教国としての特色が分かりやすく現れる

規定というよりは法律のようなものであり、これもイスラム教と国の政治が強い繋がりを持っているからこその規定といえそうです。宗教が経済的な観点も含めて強い力を持っているため、違反した場合は罰金など警察が出てきます。ここらへんは外国人にとっては戸惑ってしまうところかもしれませんね。イランに旅行に行く際は飛行機を降りてからスカーフを買うのではなく、予め持っておき現地で降りる前に着用することが義務付けられています。

イラン美人の特徴④ 本人達はどう感じている?

こういった服装のルールに関してイランの女性達はどう思っているのでしょうか。アメリカに移民してきたイラン人のSNSコミュニティを覗いてみると、意外にもイラン生まれイラン育ちの女性達には普通のこととして受け入れられていました。

「生まれてからずっとその環境で育ってきたため、おかしいと感じたことがなかった」という意見があり、確かにその通りなのかもしれませんね。特に昔はSNSやインターネットなどもなく、外国や他の宗教と比較する機会がなかったのも大きいと言っていました。

若い層には違いも見られる?

ただそんな中でもインターネットの発達に伴って若い女性の中にはモテる女子を目指して外国人のような服装や恋愛に憧れる人が多くなっているという意見も多くありました。外国のファッションやセレブがかっこいいと思うのはどの国でも同じなのかもしれませんね。

若年層と上の世代で美人、モテる女子としての観点が違うこともあり、イラン本国では「若い女性の考えが乱れてきている」と考える年上の方も多いようです。少し前の日本と同じような印象を受けますね。どこの国でも同じなのかもしれないと思うとシュールです。

イラン美人の特徴⑤ スカーフにオシャレを

ではイラン美人達はどういった部分でオシャレを楽しんでいるのでしょうか。着れる服装が決められているため、大胆な露出を出すような服装は着れません。ジーンズもお尻の形を際立たせるためNGとされています。そんな中ではやはりスカーフやメイクなど普段自分達に馴染みが深い場所でオシャレを楽しむのがイランのモテる女子としてのたしなみです。スカーフにも色々な種類がありますが目立ちすぎないオシャレを意識しています。

海外でもイランのスカーフをモチーフにしたものが

大胆な肌見せや華美なアクセサリーで勝負できなくても充分にオシャレであることをイランの美人達は教えてくれますね!民族衣装や制服を1番きれいに着られるのはやはりその国の人なんだなと実感させられます。海外でもこのジャブと呼ばれるスカーフにインスピレーションを受けてつくられたスカーフは多くあり、イスラム教国のみならず世界中に影響を与えています。

イラン美人の特徴⑥ メイクはバッチリ!

なかなか女性らしさを強調することが難しいイラン人女性にとっては出せる部分で勝負したいと思うもの。モテる女子はメイクにも気をつかっていることが伺えます。元々彫りが深い顔立ちなのですがメイクは厚めでかなりバッチリ気合いが入っていることが多いです。これは東南アジアや中央アジアとは大きく違う点です。気候のせいもあるのかもしれませんがメイクは女性にとって大切なものと考えていることが分かります。

映画などのメディアでも

日常生活でもそうなのですが、映画やテレビなどメディアに出る際もしっかりしたメイクをすることが多くあります。映画などでは「普通のイラン人女性はこんな派手な格好はしない」と現地人には思わせるような演出も多くあるようですが、メイクは一貫して濃いです。やはり外国人から見た印象と現地の人から見た本物は違うんでしょうね。ハリウッド映画に出てくる日本人像が違和感バリバリなのと似たようなものなのでしょうか。