馬革(ホースレザー)は軽くて丈夫なのに上品な使い心地で人気を集めています。本記事では、馬革(ホースレザー)には、多様な種類や特徴があるのか、長く使う為のお手入れ方法などを解説します。また、どういった商品が人気なのか合わせてご紹介いたします。
上品な馬革(ホースレザー)とは
馬は、運動量が多いので体格から分かるように引き締まった体をしていて余分な脂肪を持ちません。そのため馬革は、軽くて薄い特長があります。しなやかで強度があるため日常使いをする財布やウェアに多く使用されています。
馬革と牛革との違い
馬革と牛革の大きな違いは、革の強さです。一般的に革と聞く牛革を思い浮かべると思います。あまり知られていませんが、馬革も身近に使われています。馬革は、牛革に比べると薄く、しなやかなのに強度があります。
レディースやメンズ製品など様々な所で使用されいます。牛革は、一般的な革製品として多いですが高価なので、馬革の方が価格を抑えられます。
馬革(ホースレザー)の種類と特徴
馬革の種類は、馬の体の革を取る場所から異なってきます。また、限定された馬から取る革もあるので、とても希少価値が高いものもあります。それぞれの種類と特徴についてご紹介します。
種類①コードバン
コードバンは、農耕用馬の臀部(おしり)から採れる皮革のことです。主に革靴や鞄、財布などに使用され、昨今では小物用素材としても普及しています。臀部以外の比較的柔らかい部分は靴の内革に多く使用されています。
ヨーロッパ地方で食肉用としてごく少数生産されている農耕馬とラバの尻の部分とサラブレッドとシマウマから採ることが多いですが、とても貴重で高価な革です。
種類②ホースハイド
ホースハイドは大きな馬から取ることのできる革です。特徴として大きな面積を取れるため、インテリア用品や衣類などに使用されます。
ホースハイドは、柔らかく、他の馬革にない艶があり、比較的低価格で手に入れることができます。ちなみに衣類に使用される部分は、前足から馬の首周りの革で、この部分のことをフロントクォーターといいます。
種類③ホースフロント
「ホースフロント」とは、馬の首の部分にあたる革のことです。背中よりも首の皮膚のほうがキメ細かい為、区分されています。
若い馬の革が使われることが多く特徴があり、なめらかで肌触りも良いですが、強度や耐摩擦抵抗が低い為、革財布などには適していません。レザーなどの衣類に使われることが多い革です。
種類④ポニーレザー
ポーニーは、肩までの高さが147cm以下の馬のことで、特定の品種を指すわけではありません。 同じ面積の牛革と比較すると約半分の重量しかなく、柔らかく、軽い革になり、価値が高いレザーです。
種類⑤ホースヌメ
「ホースヌメ半裁」は名前の通り、染色などの加工を何も施していない「馬」の革です。馬は運動量が豊富で脂肪が少ないため、牛革に比べると厚みも薄く軽いという特徴を持っています。
それぞれのキズやシワの見た目の違い、質感、触り心地など革の個性がありますので、気に入った製品を見つけるといいでしょう。
ホースヌメの最大の魅力は、なんといってもエイジングです。エイジングとは、長年使っている内に「姿」が変わっていくことですが、使い続けると、使い始めとはひと味違う革に育てることができます。長く革の個性とエイジングを存分にお楽しみください。
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