涙を浮かべるブリトニー・スピアーズ涙を浮かべるブリトニー・スピアーズ

ブリトニー・スピアーズが、リリース予定の彼女の回顧録「The Woman In Me(原題)」の中で、映画『きみに読む物語(2004)』のオーディションを受けていたことについて語るようだ。

スピアーズが受けたのはヒロインであるアリー・ハミルトン役のオーディションで、最終的にはレイチェル・マクアダムス(『アバウト・タイム』『ドクター・ストレンジ』)が演じている。

TikTokに一時的にアップされていたオーディション動画は現在見られない状態になってしまったが、キャスティング・ディレクターのマシュー・バリーがデイリーメール誌に提供した動画の中で、スピアーズは涙を浮かべてアリー役の演技を行う様子を見せていた。

「ノア、2人の相手とは結婚できないわ。でも私にはロンがいる。だから行かなきゃ」「あなたが従軍中に死んでしまえばいいと祈りまでした、でも死んでしまうことを想像するとそれはすごく怖かった。だけど、あなたが他の誰かと生きていくところを想像すると、それも耐えられなかった」と、アリーの葛藤を涙ながらに演じるスピアーズ。ライアン・ゴズリングが演じた主人公ノアと再会したシーンでの会話だろう。

デイリーメール誌に対してマシュー・バリーは「ブリトニーは『良い』なんてものじゃなかった。驚異的だったよ」と彼女を絶賛。

「(ブリトニーを候補から外すのは)苦渋の決断だった。ブリトニーの演技で僕らはぶっ飛んだからね。僕らのアゴがあんぐり開いて床につくくらい、本当に驚かされたんだよ。あの日を全部持っていってしまった」と、最終的には起用されなかったものの、ブリトニーの実力に製作陣が衝撃を受けたことは間違いない。

映画『きみに読む物語』あらすじ

1940年、名家の子女アリー(レイチェル・マクアダムス)は、夏の休暇先で地元の青年ノア(ライアン・ゴズリング)と出会う。たちまち惹かれ合うふたりだったが、アリーの両親の反対にあい離れ離れになってしまう。

その後、ノアは出征。一方、裕福な男性との結婚を控えていたアリーだったが、新聞でノアを発見し…。(U-NEXT作品ページより)

『きみに読む物語』はAmazon Prime Video、U-NEXTで配信中