男性は女性と違って元カノを忘れられない傾向にあります。決して未練がましいわけではなく、男性特有の性質なのです。女性からしてみれば、忘れられない元カノとの記憶なんて邪魔な存在でしかありませんが、お互いを理解するためにも男性心理について探っていきましょう。
本当に男性は元カノを忘れられないのか !?
一般的に男性は女性より未練がましいと言われていますが、本当にそうなのでしょうか ? 男性脳と女性脳の特徴を比べつつ「男性心理」を探っていきます。 また、後半では忘れられない女性になるコツも紹介しています !
1.男性が元カノを忘れられない理由とは?
心理学の世界で「男性脳」と「女性脳」という考え方があります。一般的に知られる性別の話ではなく、脳の心理学的性格です。 名前からも分かるように男性には男性脳の比率が高いです。同様に女性には女性脳の比率の方が高いです。しかし、男性の中にも女性脳の方が少なからずいます。もちろん女性の中にも男性脳の方がいます。
この「男性脳」というものが「元カノを忘れられない男性心理」に深く関わってきます。 では、男性脳と女性脳では具体的に何が変わってくるのでしょうか?
答えは「行動」です。
脳のタイプが違うと行動が変わってくるのです。ひいては長所、短所にまで及んできます。 通訳に女性が多いのは、女性脳が適しているからです。そして、タクシードライバーに男性が多いのは男性脳が適しているからです。
また、日本の将棋や囲碁の世界でも女性は「女流三段」というように男性とは違う舞台で対局します。テレビで男性棋士と女性棋士が対局する場面がないのは、このためです。 これは差別しているのではなく、脳の特徴を生かしているのです。
2.元カノを忘れられない男性脳とは ?
まずは男性脳について見ていきます。 人類が生まれて文明が発達していない頃、ヒトは狩りをして生きる糧を得ていました。その時に、狩りに行くのは男性です。なぜなら、女性より男性の方が筋肉が発達し、走るのが速いという身体的特徴があるからです。
例えば、マンモスを狩りに行くケースを考えてみましょう。大きなマンモスを狩るにはスピードや腕力も大事ですが、どのようにマンモスを罠にかけ、仕留めるかがもっと大事です。
罠を仕掛けるには、自分が住む土地の地形を熟知している方が有利です。谷底があれば、そこにマンモスを追い込んで致命傷を与えることもできます。 また、崖があれば、その上に登りマンモスが通るのを待ち構えて、ヤリを一斉に投げることも可能です。
どちらも空間を認識する能力が必要なのです。こうして男性の脳は空間や地形を立体的に認識し、頭で描ける能力が発達しました。男性に方向音痴の人が少ないのは、人類が生まれた頃に養われた特技だったのです。
日本は狩猟社会ではなく、農耕民族だから関係ないと思う方もいるでしょう。しかし、この脳の仕組みは人類がアフリカで誕生した「国」すら無い時代に発達したものなので、男性には遺伝的に男性脳が引き継がれていきます。
- 現代社会と元カノを忘れられない男性脳
これは、現代社会の職業にも反映されています。地図を見て移動をするタクシードライバーや探検家、空間認識力が必要な野球選手やサッカー選手などが良い例ですね。もちろん、中には例に挙げた職業で活躍している女性もいます。しかし、数で見ると男性の方が圧倒的に多いのは、脳の特徴そのものが違うからなのです。
こうした男性脳を持つ男性は、元カノを「忘れられない」のではなく、別々に脳の中に「記憶」できるのです。そのため、元カノに振られた後でも同じ名前を見るだけで、元カノとの思い出も自然に思い出されてしまいます。 そんな記憶を、無意識に今カノに話しているだけなので、全く悪気はありません。ただ、記憶が蘇ってきただけです。「今でも振られた元カノが好き」という感情とは別と考えていいでしょう。
3.元カレを消去できる女性脳とは ?
先ほどのマンモスを例にとると、男性が狩猟に行っている間、女性は家にいました。子どもを育てたり、料理を作ったりしていたわけです。
力は男性ほどありませんが、忍耐力があるのが特徴です。一定の場所で作業することが多くなりました。 料理をしながら、子どもの面倒を見るためには、同時に複数のことをこなさなければいけません。鍋の料理の火加減を見ながら、幼い子どもが勝手に出歩かないよう見張ります。一頭のマンモスを追いかけるのとは、違う能力が必要です。
こうして女性では、同時に複数のことをするのが得意な「女性脳」が発達しました。男性脳で適した職業があるように女性脳にも適した職業があります。飲食店のウェイトレスや通訳、料理研究家、保育士、司会など言語に関する職業が多いのが特徴です。
そのため、赤ん坊のときに、歩き始めるよりも話し始める方が早いと女性脳であることが多いです。 反対に、男性脳が得意な空間認識能力が低いので、方向音痴が多かったり、バットを振ってもボールに当たらなかったりします。これは、運動音痴なのではなく、女性脳の特徴です。
- 女性脳の彼氏の引き出しは一つ
女性脳を持っていると、彼氏に振られた場合その事実は嫌な記憶でしかないので、すぐに忘れようとします。男性脳と違って、別々の記憶の棚に入れることができません。
引き出しにある「古い彼氏の記憶」を全部捨ててから、「新しい彼氏の記憶」をしまうのです。 そのため、女性が元カレを思い出す確率はかなり低いです。それが当たり前だと思っているから、男性が元カノの話をしたときに怒ってしまうのですね。
しかし、彼氏が振られた元カノのことを話すのは「好き」ということではなく、ただ単に「記憶が蘇っただけ」と割り切れば、少しは落ち着くことができるでしょう。男性は別々の引き出しに記憶できるのだと思えばいいのです。
記憶と好きは違います。もし、好きでなければ、どうして「今カノ」のあなたと付き合うのでしょうか。どうして、一生懸命デートプランやプレゼントを用意して、あなたと連絡を取るのでしょうか。