「NHK関係者の弁では、性加害被害者へのきちんとした措置が取られるまでは『紅白』のみならず、NHKの全番組への新規の出演オファーは見送るそうですが、出場歌手決定までに、同局がその条件を『クリアした』とみなせば、即返上されるものと考えられる。しかし、世論や情勢に鑑みて、旧ジャニーズの出場枠数は『激減する』というのが大方の見方です」(同)

 2020年は、白組全21組中7組、実に3分の1が旧ジャニーズグループという状況だった(のちにメンバーの新型コロナ感染によりSnow Manが辞退したため、実質6組)。『紅白』と旧ジャニーズの蜜月関係を、同社に関わっていない音楽関係者はどう見ていたのか。

「近年、旧ジャニーズ枠が増加の一途をたどる中、本来なら白組として出場していてもおかしくないアーティストが、涙を飲むケースはしばしばありました。今年はこの混戦が少しでも解消されるとあって、どこのレーベルも『紅白』の営業に力を入れているようです」(レコード会社関係者)