ヘイドン・グウィン photo : Dan Wooller/Shutterstock
ネットフリックスの大ヒットシリーズ、「ザ・クラウン」の女優、ヘイドン・グウィンが亡くなった。66歳だった。
ヘイドンの代理人は、BBCにこのニュースを確認し、死因を明らかにした。「最近がんと診断された後、舞台とスクリーンのスター、ヘイドン・グウィンが10月20日(金)の未明に病院で、最愛の息子たちや親しい家族、友人に囲まれて亡くなったことを、大きな悲しみとともにお伝えします」と代理人は声明に記した。そして「ロイヤル・マーズデン病院とブロンプトン病院のスタッフとチームの、ここ数週間の素晴らしいケアに感謝したいと思います」と続けている。
ヘドインは、「ザ・クラウン」の第5シーズンで故エリザベス女王の側近のひとり、レディ・スーザン・ハッセーを演じた。また、コメディシリーズ「The Windsors」ではカミラ女王に命を吹き込んだ。
テレビ出演以外では、ハイドンは演劇でも成功を収めた。彼女は、今年初めにロンドンで行われたスティーヴン・ソンドハイムの新作プロジェクトに参加予定だったが、がんの診断によりこのプロジェクトから降板していた。
「ザ・クラウン」は、イギリス王室を舞台に、エリザベス女王の治世を描いている作品。フィクションではあるものの、エリザベス女王はじめフィリップ殿下やダイアナ元妃など実在する人物を描いていることから、その内容はたびたび物議をかもしている。来月11月から「ザ・クラウン」シーズン6が配信開始する。
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