おすすめの漢字を使った名前
性別関係ない感じで、イメージがよく人気の高い漢字をピックアップしてみました。どの漢字も、文字そのものに素敵な意味があり、響きも良く、見ればなるほど!と納得のいく漢字ばかり。
今や、名前も外見も中性的が人気!それに、性別を気にせずお腹の赤ちゃんの名前を決める時にも人気ですね。
【聖(ひじり)】
清らかで、高貴なイメージの名前である「聖(ひじり)」。
耳と口と王で構成される漢字そのものにも、「賢者」や「道理のわかっている人」という意味があります。「聖なる」「聖職者」という単語からも、なんとなく想像できますね。
清らかで品のある、知識にあふれた賢い人になってほしいという願いをこめて、つける人が多いようです。
【樹(いつき)】
「樹」は簡単な「木」と違い、大地にしっかりと根付き、葉っぱを大量に芽吹かせるまでに育つ大きな樹をイメージさせます。
子育て中も、すくすくと育ってくれそうですね。樹(いつき)はどちらかと言うと、男の子の響きのある名前です。
「大樹ように、すくすくと大きく育ってほしい」「まっすぐ伸びる大樹のように、芯のぶれない人間になってほしい」という願いをこめて、つける人が多いようです。
【絆(きずな)】
人とのつながりを重視した、意味そのままの名前である「絆(きずな)」。
子育て中のママも、成長して多くの人と関わっていく中で、人とのつながりは欠かせないものです。この漢字は単なる交際でなく、人同士の深いつながりを表します。
「誰とでも絆を持てるように、誠実な人間になってほしい」「誰からも信頼される人間になってほしい」願いをこめて、つける人が多いようです。
【翼(つばさ)】
空に羽ばたいていく大きな鳥をイメージさせる「翼(つばさ)」。
漢字で書くと男の子のイメージが強くなるし、ひらがなで書くと女の子のイメージが強くなります。
いずれにしても、「翼」本来の持つイメージ通り、「見えない翼を広げて、無限の未来に飛び立ってほしい」という願いをこめて、つける人が多いようです。
【瑞(みずき)】
「瑞(ズイ)」という言葉自体、あまり馴染みがないかもしれませんね。「瑞」という漢字には、天子が諸侯に授ける宝石という意味があり、めでたいことを表します。
最近は、「みず」という響きを文字って、名前にも「みずき」として使われるようになってきました。響きだけだと女の子よりですが、他の感じとの組み合わせで、十分男の子らしくなります。たとえば、「瑞樹」や「瑞生」がそうですね。
「フレッシュに活き活きと生きてほしい」という願いをこめて、つける人が多いようです。
【柚(ゆず)】
柚と聞くと、さわやかな柑橘系のフルーツを思い浮かべますよね。柚は冬至の日の「ゆず湯」にも使われ、健康美を彷彿とさせます。
「ゆず」という響きが可愛らしく、どちらかと言うと女の子をイメージさせますが、健康のシンボルとして、男の子の名前としても人気があります。
「さわやかに、健康に育ってほしい」「一生健康で過ごせるように」という願いをこめて、つける人が多いようです。
【蛍(ほたる)】
田舎の草むらで、おしりをポッと光らせ、可憐に飛び交う虫と言えば蛍。夏の風物詩にもなっていますね。
蛍の光を見て、心がホッと和むような感じがすることから、「蛍」という名前には、穏やかで和やかな環境を提供するという意味があります。
「何事もしなやかに行動して、穏やかな希望の光を届けてほしい」というのが、「蛍」という漢字に秘められた意味ではないでしょうか?
【千尋(ちひろ)】
映画「千と千尋の神隠し」で、なんとなく女の子のイメージの強い名前ですが、男の子だって問題なく使えます。
「尋」は訓読みで「たずねる」と読み、知的好奇心や探求心、冒険心を意味する漢字です。
「好奇心旺盛で、何にでも興味をもって挑戦する子になってほしい」「物事に集中して取り組んでほしい」という願いをこめて、つける人が多いようです。
【未来(みらい)】
これほど文字通りの名前もそうないですね。わかりやすく、「未来へ歩んで行く」という意味があり、とても前向きなイメージを与えてくれますね。
また、「明るい未来を照らしてくれるように」といった先導者的な意味もあり、いずれにしても未来への輝く希望を求めて、つける人が多いようです。
【千春(ちはる)】
春の暖かなイメージからか、生命の息吹を感じさせる、可愛らしい響きのある名前です。
「千春」という漢字の由来は、「千の春を迎えられるように」、つまり「何回も誕生日を迎えられるように」という想いが込められています。
女の子でも男の子でも、健康に長生きしてほしいという親の思いは変わりないのです。