⑦収支を把握していない

何にいくら使っているかがわからないだけでなく、収入もきちんと把握していないため、自由に使っていいお金がいくらかわからない。

⑧クレジットカードを頻繫に使う

支払いは現金ではなくクレジットカード決済が多く、利用金額を把握していないため使いすぎてしまう。

⑨支払いを滞納してしまう

クレジットカードの支払い日などがきても、使い過ぎで手元にお金がなかったり、給料が残っていなかったりして滞納してしまう。

⑩借金をしてでも物を買ってしまう

欲しいものがあると我慢ができず、手元にお金がなければ、お金を借りてまで欲しいものを手に入れようとしてしまう。

■浪費しない人は自分の軸を持って行動する

浪費癖があり金銭感覚が狂ってしまう人は、他人からの視線を過剰に気にしたり、他人と比較して物事を考えたりする人が多いものです。

一方、浪費しない人は、周りの意見に囚われすぎず、計画的にお金を使うことができます。「今月はあといくらまで使えるか」「この商品は自分にとって本当に必要か」など、お金を使う際には深く考え、常に自分の軸を持って行動しているので、無駄な買い物をすることもほとんどないでしょう。

■金銭感覚を見直そう

自分に当てはまる特徴はありましたか?1つでも当てはまる場合は、お金の使い方に注意が必要です。

また、金銭感覚がおかしい人は、お金に無頓着、我慢ができない、計画性がない、見栄っ張り、などの性格的特徴もあります。そういった傾向がある場合も、きちんとお金の管理をして、無駄遣いをしないように注意していきましょう。

文・阪田順子(ファイナンシャル・プランナー) 保険会社での営業、一般企業の経理職などを経て、2020年にファイナンシャル・プランナーとして独立。資産運用や株式投資の講座を開講。投資を中心にお金にまつわる記事の執筆・監修を行う