外国の方の名前ってクールでかっこいいですよね。そこで今回はおしゃれなイメージがあるフランスの名前についてまとめてみました。フランスの方の名前にはどういった意味がこめられて込められているのか、その他、フランスの有名人の名前についても触れていきます。
フランス人の名前の意味や由来が知りたい!
現在の日本人にとって海外の方の名前というのはよく耳にするとは思います。カタカナの名前ってちょっとクールに感じたりもしますよね。しかし、そんな海外の方の名前の意味や由来を理解してる人は少ないと思います。
そこで今回は、フランスの方の名前という部分にフューチャーして、その名前の意味や由来を紐解いていきます。フランスの方の名前にはどのような意味があり、どのような由来があるのでしょうか。
フランス人の名前の意味
日本にとって名前とは1人につき1つの名前を持っていますが、実はフランスでは1人あたり2〜4個の名前を持っています。その理由として「名前+母方の祖父(祖母)の名前+父方の祖父(祖母)の名前+苗字」といった名前のつけ方になるからだそうです。
フランスの方の名前は聖人の名前を参考にすることが多く、他には「苗字との兼ね合い」や「名前の音節の好み」などといった理由があります。そのためフランスでは名前自体の種類が少なく、同じ名前の人が多く存在しています。
そういった理由からも、1人の名前が多かったり長かったりしています。
フランス人の名前の由来
フランスの方の名前はフランスという国がキリスト教のために聖書での聖人の名を由来にする風習があり、聖書・ギリシャ神話からその名前は由来していることが多くあります。
「聖人暦」キリスト教における伝統的なカレンダーにおいて1年間の365日それぞれに聖人の名前が書かれているようです。この聖人暦から子供に聖人の名前をつけることが多く、そのことが風習化したことで、名前が被ってしまうことが多くなりました。
他にもギリシャ神話などから、神話内に登場する人物の名前をとることもあります。
また、苗字との兼ね合いで名前をつけることもあります。フランスは普段、友達以外でもファーストネームで呼び合う文化があります。しかし、正式な書類などにはフルネームを記載するので、苗字とつなげたときにおかしくならないよう兼ね合いを考えてつけることもあります。
また音節などを好みの音節にして名付けることもあります。音節とは名前を呼ぶ時のリズムのようなものであり、日本においても3文字と2文字の名前のリズムは変わってきますよね。そういったこともフランスにおいても意識されています。