「そうだ 京都、行こう。」のポスターにされた勧修寺や、春には新緑が美しい奥入瀬渓流、「日本の春」を凝縮したような風景が圧巻の龍巌淵など、春の一人旅にもってこいの、国内のおすすめ観光スポットをご紹介します。
1.勧修寺(京都)
900年(昌泰3年)に、醍醐天皇が母・藤原胤子の菩提を弔うために創建した門跡寺。氷室池を中心とする池泉回遊式の庭園は、京都市の名勝に指定されています。
観音堂は2018年春、「そうだ 京都、行こう。」のポスターにも使用されており、お花見スポットとしてもおすすめ。桜の名所がたくさんある京都の中では、勧修寺はお花見時期でもそこまで混雑しないので、春の一人旅で訪れるにもおすすめのスポットです。
2.奥入瀬渓流(青森)
奥入瀬川の子ノ口(ねのぐち)から焼山まで、全長約14kmにわたって続く「奥入瀬渓流」。観光ポスターなどでよく目にする「阿修羅の流れ」や、3つの流れの合流地点で面白く美しい表情をみせる「三乱の流れ」、”ジャパニーズ・スモール・ナイアガラ”とも呼ばれる「銚子大滝」と、見どころが豊富です。
新緑の時期に当たる5月〜6月はおすすめのシーズン。自然豊かな渓流ですが、観光地としての人気も高いため遊歩道はしっかり整備されているので、一人旅でも不安なく散策を楽しめますよ。
3.龍巌淵(静岡)
静岡県でも人気の高い桜スポット。潤井川(うるいがわ)沿いに咲き誇る圧巻のピンク色の桜と、菜の花、そして富士山と、「日本の春」を凝縮したような贅沢なコラボレーションが楽しめます。JR身延線「入山瀬駅」から歩いて10分ほどとアクセスもしやすいのも嬉しいですね。
4.千光寺公園(広島)
千光寺山の山頂にある都市公園。山頂まではロープウェイで行くことができ、車窓から尾道の美しい街並みを眺めることができます。桜の名所としても有名で、例年3月下旬~4月中旬ごろに見頃を迎えます。
また公園内には、赤い本堂で知られる「千光寺」をはじめ、尾道市街から瀬戸内海を一望できる「千光寺山頂上展望台」、尾道ゆかりの作家や詩人の作品が刻まれた石碑が遊歩道にならぶ「文学のこみち」など多くの見どころがあります。