業界関係者が選ぶ「国宝級イケボ声優」3人目:小野大輔
3人目は、代表作に、映画『宇宙戦ヤマト2202 愛の戦士たち』(2017年)古代進役や、『進撃の巨人』(NHK、TOKYO MXほか)エルヴィン・スミス役、『ジョジョの奇妙な冒険』(TOKYO MXほか)空条承太郎役などがある小野大輔。
「現在45歳の小野は、同世代では珍しい低音の持ち主。人柄が声に表れているのかもしれませんが、人に安心感を持たせる声をしています」(同)
業界関係者が選ぶ「国宝級イケボ声優」4人目:森川智之
最後は、『クレヨンしんちゃん』(テレビ朝日系)で2代目・野原ひろし役を務めている森川智之が登場。『鬼滅の刃』(フジテレビ系、TOKYO MXほか)産屋敷耀哉役などで知られるほか、トム・クルーズ専属の吹き替え声優としてもおなじみだ。
「『イケボ』といったら彼でしょう。艶っぽさと誠実さが同居している声が魅力。収録時にスピーカーから流れてくる彼の声を聞いていると、女性スタッフのみならず男性スタッフも思わず『ヤバい!』と思うほど、虜になってしまうようです」(前出・声優業界関係者)
なお今回、20〜30代前半の若手声優の名前は挙がらなかったが、その理由は、若い世代は「個性が薄い」(同)からだとか。
「高くて同じようなしゃべり方、型にはめたような芝居をしているため、個性があまり感じられないのがその理由。中性的な、少し鼻にかかったような声の人ばかりで印象に残りづらいんです。一方、30代後半以上の声優は、独自の特徴が感じられる声の持ち主が多い印象です」(同)
「ViVi」のアンケートでは、いったい誰が上位にランクインするだろうか。