この日の『ニュース7』にてNHKは、「番組の内容やタイトルの変更を含めて抜本的な見直しを検討している」とし、「放送センター内で深刻な性被害を受けたという男性の証言を重く受け止めています。番組の制作責任を持つNHKとして看過できない問題であり、今後出演者の安全や人権を守る取り組みをさらに進めてまいります」とコメントした。
同日、ジャニーズはこの報道について直接言及することはなかったが、公式サイトで声明を発表。《被害者でない可能性が高い方々が、本当の被害者の方々の証言を使って虚偽の話をされているケースが複数ある》とし、報道各社へ十分な検証を要望した。
「NHKはもはや、バラエティなどを担当する制作側とニュースを担当する報道側がバチバチの状態。ジャニーズの2回目の会見が今月2日に行われたが、その2日後の4日の『ニュース7』が質問NG記者リストの存在をすっぱ抜き大問題になったばかり。ジャニーズがそれに十分な対応を取れていないうちに、今度は局内でのジャニー氏の性加害をすっぱ抜いてしまった。
NHKといえば、おおみそかの紅白をめぐり、9月27日の山名啓雄メディア総局長の定例記者会見でジャニーズの所属タレントが出演しない可能性があるとの見解を示唆。しかし、その後、一部メディアが2組の出場の可能性があることを報じたりしていたが、局内での性加害報道が〝トドメ〟となり『ジャニーズ勢の出場はないだろう』という意見が身内からも多数出てきている」(芸能記者)
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