日本ではいまだ謎のベールに包まれた国イラン。来日するイラン人も多いものの、その性格やお国柄はあまり知られていません。今回イラン人の性格の特徴や結婚事情を、男性女性別に解説していきます。また、泰葉と婚約したイラン人を始め、有名イラン人タレントについてお話します。
イラン人ってどんな人たち?イケメン・美人多し?
頻繁にテレビやインターネットのニュースで目にする、中東の国イラン。古代の歴史において、ペルシア帝国の中心地であった国です。
世界有数の石油産出国としても知られるイランは、石油の埋蔵量が世界の10%ほどを占めると言われています。砂漠の大陸性気候で、夏はカラッと乾いた空気で暑く、冬は寒いという厳しい環境の国です。
そして、イラン人を語る上で外せないのが、イスラム教が大多数を占め、宗教的戒律が非常に強いということです。
イスラム教こそが、イラン人の性格や心理を形作ってきたと言っても過言ではないでしょう。イラン人の男性も女性も、イスラム教の戒律に基づく恋愛や結婚ルールを守る必要があり、破れば厳しい処罰が待ち受けています。
何かと拘束されたイメージのあるイランですが、サッカーやレスリングなどのスポーツが盛んで、国際交流が活発です。また、彫りの深い顔立ちのイケメンや美人が多いのも特徴のひとつです。
今回は、イラン人の性格の特徴、結婚事情、そして今注目の、泰葉さんのイラン人婚約者などについてお話していきます。
有名なイラン人タレント1【メィヒディ・カーゼンプール】
シンガーソングライターの泰葉さん(56)の恋人として、最近最も注目されているイラン人男性と言えば、青年実業家のメィヒディ・カーゼンプール氏(36)です。
泰葉さんとは20歳も年齢が違うものの、フェイスブックで知り合い、交際期間がまったくないまま婚約に至ったと言います。それもカーゼンプール氏が泰葉さんの魅力にメロメロになったからだとか。
泰葉さんのオフィシャルブログでは、カーゼンプール氏の仕事について詳細に書かれています。
と言っても、イランには「男性には年収を、女性には年齢を訊いてはいけない」ということわざがあるらしく、それほど詳細でもないんですが…当の泰葉さんも、それほど知らないのかもしれません。
何であれ、泰葉さんはカーゼンプール氏に夢中で、ふたりはこれから話し合いを深めていくのだとか。泰葉さんが「彼の血筋を残したい」と、子作りに意気揚々であることも、ふたりの本気が見えてきます。
今後、泰葉さんとカーゼンプール氏がどのような動向を見せるのか楽しみなところです。
有名なイラン人タレント2【サヘル・ローズ】
最近は泰葉さんたちに注目を奪われていますが、長らく親しまれているイラン人女性タレントと言えば、サヘル・ローズ。美人女優、モデル、バラエティタレントとして活躍しています。
いつも明るく、おっとりとした雰囲気で優しい笑顔をたたえるサヘルさんですが、彼女の半生は、私たち日本人が想像も尽かないくらい壮絶なものでした。
サヘルさんが4歳の時に、イラン・イラク戦争の空爆に遭い、兄弟10人と両親を一度に失くしてしまったそうです。空爆の4日後、ボランティアの一員であったフローラ・ジャスミンさんがサヘルさんを救い出し、引き取ることになりました。
ちなみに、サヘル・ローズという名前はのちに義母のフローラさんがつけたもので、本名や正確な誕生日は不明だそうです。
フローラさんはサヘルさんを引き取ったことで実家と縁を切られ、日本在住の婚約者を頼って来日するも、1週間ほどで別れ、ホームレス状態になってしまいます。そんな窮地を救ってくれたのが、「小学校の給食のおばちゃん」だったと言います。
一時は生活苦から心中も考えたふたりですが、「フローラさんに恩返ししたい!」というサヘルさんの強い思いが、女優の道に進むことを決意させたそうです。
有名なイラン人タレント3【ランディ・マッスル】
「笑っていいとも!」からブレイクしたイラン人男性タレントと言えばランディ・マッスルさん。この番組で『ミスターマッスル』として出演し、吹き替えに合わせて動くマッチョ芸人として、人気を博しました。
横柄な態度で、タモリさんやスマップの中居くんを呼び捨てにできるのは彼だけだ!と言わしめたものの、番組がリニューアルされたことで『ミスターマッスル』の出番はなくなり、テレビから姿を消してしまいました。
ランディさんは、現在外国人タレント事務所を経営しているらしいです。日本在住の外国人の生活を、少しでも楽にしてあげたいという心理があるようです。
ここまでイラン人タレント3名を挙げましたが、皆とても親切で、人柄のいい、優れた人たちですね。この3名を通して、イラン人のイメージがなんとなく伝わったでしょうか?
イケメン多し!イラン人男性の性格の特徴1
【自己主張が強い】
彫りの深い顔立ちに鋭い目つき、男らしいひげが魅力的なイラン人男性は、見た目からワイルドでイケメン、肉食系の雰囲気をぷんぷんと漂わせています。
その見た目の通りと言いますか、はっきりとした物言いをして、自己主張の強いのがイラン人男性の第一の特徴です。(もちろん泰葉さんの婚約者のように例外もいますよ)
イランは度重なる戦争・紛争、石油ラインの輸出・輸入についての話し合いなどで、否応なく外交関係を強めていく必要がありました。もはや国際的な心理戦ですね。
そうした歴史背景も手伝って、自己主張をしないと生き残れないお国柄になっていったことは確かです。そんな気質の強さが、見た目にも顕著に現れていると言えます。
イケメン多し!イラン人男性の性格の特徴2
【フレンドリーで親切】
いまだ石打ちや首切断といった残酷な刑罰が横行しており、宗教的にも拘束され、個人の自由が利かない国と言えるイラン。大規模爆破テロなど、世界各国から人道上の非難を受けることもしばしばです。
しかし、元々の国民性で考えると、イラン人はとてもフレンドリーで親切です。その背景には、栄華を誇ったペルシャ帝国の建築、美術、造詣、文学などのすばらしい文化があります。かの有名な『アラビアンナイト』もそのひとつです。
見知らぬ外国人旅行者であっても、イラン人男性にとっては、出会った瞬間に友達です。道に迷っていると、どこからともなく現れ、30分以上も親切に道案内してくれたり、いきなり「じゃ、オレのうちに泊まっていけよ!」なんてことも珍しくありません。
砂漠の民らしく、どんな人とでもフレンドリーに接することができるのは、まさに流浪の民の遺伝子の為せる技。また、「頼られてうれしい!」といった男性心理をくすぐるのかもしれませんね。
イケメンににっこり微笑まれたら、女子はイチコロです(笑)
イケメン多し!イラン人男性の性格の特徴3
【恋愛に積極的】
イケメンで、自己主張が強いとくれば、恋愛でも押しが強くなるのは容易に想像がつくでしょう。これもまさに見た目通りです。
イランではメディアすべてが国家規制が設けられており、国家の検閲・許可・承認を経ないと、テレビ放送すらできないという厳しさです。
ひと昔前は、インターネットも同じく規制や制限が厳しく、フェイスブックやツイッターといった、私たち日本人には当たり前のSNSですら使うことができませんでした。
今はインターネット規制は緩くなったとは言え、宗教上、普段どうしても女性との触れ合いが制限されてしまいます。それゆえ、いざチャンスをゲットすると、思わず女性がドン引きしてしまうくらい積極的にアプローチしてきます。
ただ、結婚にも様々な規制がかけられており、恋愛から結婚へのスピードも半端なく早い…というのも特徴のようです。
イケメン多し!イラン人男性の性格の特徴4
【亭主関白】
イスラム教の男性優位社会であるイランは、恋愛では男性が積極的にアプローチし、結婚すれば亭主関白となって家庭を取り仕切る、というのが常習のようです。
現在のイランでは、女性の社会進出が進みつつあるものの、伝統的な服装、行動、恋愛の概念はそうそう簡単に変えられるものではないし、心理的にも受け入れ難いものです。まだまだ伝統の波には逆らえないのです。
亭主関白であることは、裏を返せば、家庭に対して強い責任感を持っているということです。生半可な覚悟では、結婚生活において一家を支え、心理的に亭主関白で居続けることは難しいでしょう。
「一見威張り散らしたように見える親父でも、亭主関白でいなければならない辛さを背負っているんだよ…」という、イケメンの悲しい声が聞こえてきそうです。