鹿島は、8月下旬から9月中旬にかけて、東京都豊島区所在の社宅・テラハウス南長崎において、社員の子を対象とする託児サービスの導入に向けたトライアルを実施した。
同社は、社員の子を対象とする託児サービスを提供することで、仕事と育児の両立により時間的制約を受けている社員とその家族の多様な働き方やライフスタイルの実現を後押しする。
社員の子を対象とする託児サービスの特徴
予定されている社員の子を対象とする託児サービスの特徴は、「平日は16時から20時まで、土曜日も隔週で9時から18時まで、社員のニーズに合わせて1時間単位で利用可能」「食事の提供も可能で、社員とその家族の家事負担を軽減」「社宅内におけるサービスのため、移動の負担を軽減」「0歳から小学6年生まで幅広い年代の子が対象」「配偶者が就労していない場合でも利用可能」が挙げられている。
同サービスは、育児中の家庭にとって家事負担が特に大きくなる、平日の夕方以降と隔週で土曜日の開設が予定されている。同サービスを利用した社員とその家族が利用時間を自由に使うことで、心身のリフレッシュに役立つ時間帯設定だ。
また、小学6年生までの子を対象とすることで、学童保育に入れない子の利用も可能にしている。
2023年中の本格導入を目指す
同社は、8月下旬から9月中旬にかけて同サービスのトライアルを実施しており、今後はトライアルの状況や利用者の意見・要望を確認した上で、2023年中の本格導入を目指すという。
今後も、社員とその家族が心身ともに健やかに日々を過ごすとともに、子育てをしながら安心して働き続けることができる環境づくりを進めていくという鹿島に注目していきたい。
公式サイト:https://www.kajima.co.jp/
(角谷良平)