皆さんこんにちは。今回は、数あるパリのレストランの中から私自身が何度も通い、そして最高においしいデザートの頂けるお店をご紹介したいと思います。パティスリーで買えるケーキのようなお菓子とはまた少し異なり、お皿の上で表現されるデザートという意味のアシェットデセール(assiette dessert)はレストランの中でしか頂けず、また華やかで豪快なプレゼンスが魅力です。

また大半は食事の最後に注文されることから、せっかく訪れるからにはお店選びは絶対に失敗したくはないですよね。ご安心ください!料理もデザートもとってもおいしく、パリ旅行の素晴らしい思い出の1つとなること間違いなしのお店をご紹介します。ご予算別に対応できるよう、価格帯別にご提案させて頂きます。

 

【10€~】パリ1番に選ばれた「ウフ・マヨネーズ」はいかが?『Bouillon Pigalle』

『Bouillon Pigalle』

まずはPigalleというエリアにある『Bouillon Pigalle(ブイヨン・ピガール)』です。ブイヨンというのはフランスでいう大衆食堂で、価格が安くてお腹いっぱいに食べられることからあらゆる人種と世代の方に愛される場所です。

『Bouillon Pigalle』のプロフィトーる

こちらの『Bouillon Pigalle』で人気なのはこの「プロフィトロール」。シュー生地になめらかなミルクアイスがサンドされ、その上からビターなホットチョコレートをかけてまるで洪水状態に!見た目のインパクトとは裏腹に口当たりは軽く、最後までペロッと食べられてしまうのが特徴です。

Bouillon Pigalleの鴨のコンフィ

メインに注文したのは、「フランス料理と言えば!」の「鴨のコンフィ」。皮がぱりっと香ばしく、ワインによく合う丁度良い塩加減がたまりません。

Bouillon Pigalleのウフ・マヨネーズ

そして何より、こちらのウフ・マヨネーズ。ゆで卵に特製のマヨネーズをかけただけのシンプルな料理ながら、パリ1番のウフ・マヨネーズに選ばれたこともあるという名物料理です。説明はしがたいですが、ハマってしまうおいしさに納得で、また見た目のかわいらしさも人気の理由だと感じました。

 

■お店情報

  • 名前:Bouillon Pigalle(ブイヨン・ピガール)
  • 住所:22 Boulevard de Clichy, 75018 Paris
  • 営業時間:12 :00-0 :00
  • 定休日:なし
  • ※営業時間等に変更がある可能性がございます。詳細はお店のHPやSNSをご確認ください。

 

【50€~】外さない安定のおいしさ!ビストロ『AFARIA』

ビストロ『AFARIA』

次に、『AFARIA(アファリア)』というビストロをご紹介します。こちらのお店は、日本から友人が来た際に必ず連れていく特に大好きな場所です。季節ごとに代わるメニューのどれもがおいしく、外れのないお店。またまた「プロフィトロール」のおいしいお店の1つでもあります。

こちらの「プロフィトロール」の上には塩キャラメルのソースがたっぷりとかかっており、アイスクリームの甘さとキャラメルソースの塩気が丁度いい塩梅に絡み合います。ウエイターさんも、「ソースの最後の1滴まで残したくないくらいおいしいよ!」と言いながらテーブルまで運んでくれました

ビストロ『AFARIA』の鴨胸肉ロースト

こちらのお店のスペシャリテは「鴨の胸肉のロースト」。香ばしく焼かれた鴨と鴨の油で揚げられたフレンチフライがたまらなくおいしく、このために連日多くの人が訪れています。

 

■お店情報

  • 名前: AFARIA(アファリア)
  • 住所:15 Rue Desnouettes, 75015 Paris
  • 営業時間:12:00-14:00(ランチ) 19:00-22:30 (金・土は23:00まで)
  • 定休日:日・月
  • ※営業時間等に変更がある可能性がございます。詳細はお店のHPやSNSをご確認ください。

 

【100€~】大切な人のお祝いごとに!パティシエの腕が光るアッシェルデゼールが魅力『La Table du 53』

『La Table du 53』のパブロヴァ芸術的な「パヴロバァ」。中にはマロンクリームが。

 

最後にご紹介するのは、唯一の日本人経営のお店『La Table du 53(ラ・ターブル・デュ・サンカント・トロワ)』。お値段はやや張るものの、自分自身の誕生日や、家族の来仏の際に度々訪れた特別なお店です。料理、ワイン、アッシェルデセールとそれぞれのプロフェッショナルが極上の品を提供してくれます。コースにより、美しいデセールの数々で五感を楽しませてくれます。

『La Table du 53』「ココナッツのパンナコッタ・ハーブのアイスクリーム~パッションソースがけ~」

『La Table du 53』のトリュフ

お料理も極上のおいしさ。こちらは「子牛のローストに黒トリュフ」一度訪れれば、素敵な旅のひと時になることでしょう。

 

■お店情報

  • 名前: La Table du 53
  • 住所:53 Passage des Panoramas, 75002 Paris
  • 営業時間:12時~14時、19時30分~21時
  • 定休日:日・月
  • ※営業時間等に変更がある可能性がございます。詳細はお店のHPやSNSをご確認ください。

 

以上、いかがでしたでしょうか。

どのお店も比較的観光地から遠くないため、またランチ営業もしているため、ご旅行のスケジュールだての参考になるとうれしいです!

 

提供・PARIS mag(シンプルで上質なライフスタイルを提案するWEBマガジン)

【こちらの記事もおすすめ】
今気になるのは“固め”プリン。都内で楽しめるプリン6選
フランスの国民食!クスクスを使ったタブレのレシピ
おうち時間に作りたい!家庭で作るフレンチレシピ集
パリのブロカントショップ『Brocante Petite LULU』に聞く、アンティークの楽しみ
2020年最新!パリグルメ通がおすすめするパリのお土産4選