現在放送中のNHK大河ドラマ『どうする家康』で主役の徳川家康を演じる嵐・松本潤。彼の撮影現場での横暴ぶりについて、10月12日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が報じている。

 記事によれば、松本は現場で頓珍漢なことを言っては脚本や演出を変更させており、結果的に作品は改悪。そんな松本については、石川数正役の俳優・松重豊もスタッフの前で「変にイジるんじゃないよ」と苦言を呈しているという。

 さらに、松本はNHKの喫煙所ではない場所で加熱式たばこを吸っているほか、30代の助監督に「殺すぞ!」「現場回せないなら外れてくれないかな」と吐き捨てたこともあったとか。

 加えて、脇役が活躍するシーンがあると、その回を担当した演出家を「あいつを外せ!」と切り捨てているため、現場は最悪の空気だと報じている。

 松本のさわやかなパブリックイメージからは想像し難い内容だが、同誌は手書きで修正された脚本の現物を掲載。脚本を手掛ける古沢良太氏も、松本の助言で脚本が変更されていることを認めるコメントをしており、松本の意見が通っているのは事実のようだ。