◆ビタートーンアイシャドウを40代がうまくまとうコツ
③の赤みブラウンを二重幅にアイラインのように入れるメイクの仕方もあります。しかし、透け感のある発色なので、しっかりめにオレンジをきかせたほうが明るくスッキリとして見え、年々目が小さくなりがちな40代の目ヂカラもアップする印象です。
今回は目元がぼやけないように、さりげなくブラックのリキッドアイライナーとマスカラをあわせました。しかし、もう少し柔らかな印象にしたいときにはブラウンに置き換えるのもおすすめです。
このほか、ややしっとりとした粉質で密着力はある印象ですが、ラメが下まぶたに飛ぶと残念な印象に見えてしまいます。そのため予防として、アイシャドウベースをあらかじめ使っておくことをおすすめします。
また、今回ご紹介したメイクでは、下まぶたには敢えてビタートーンアイシャドウは使用していません。筆者手持ちのシャンパンベージュのスティックアイシャドウを下まぶたに塗っています。これは上まぶたよりも明るく下まぶたを仕上げた方が抜け感が出るからです。
セザンヌの「ビタートーンアイシャドウ 01 オレンジガナッシュ」は、40代の目元を明るくオシャレに彩りながら秋らしい眼差しに仕上げるカラーです。透け感のある発色なので老けて見えるリスクもかなり低い印象で、筆者自身この秋に大活躍してくれる予感がしています。
<文・撮影/遠藤幸子>
【遠藤幸子】
美容ライター/エイジング美容研究家 スキンケア・アンチエイジング両アドバイザーの資格を保持。Webを中心に美容に関するコラムを寄稿するほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インフォマーシャル、広告などにも出演。Instagram:@sachiko_en