『ゼイチョー ~「払えない」にはワケがある~』日本テレビ系

 14日からスタートする『ゼイチョー ~「払えない」にはワケがある~』(土曜午後10時~)は、Sexy Zone・菊池風磨がゴールデンプライム帯初主演を務めるヒューマンエンターテインメントドラマ。

 慎結氏によるコミック『ゼイチョー!~納税課第三収納係~』(講談社)が原作の同ドラマは、税金の取り立てを行う“徴税吏員”にスポットを当てた作品。原作では幸野市役所納税課に勤めるマイペースな新人職員・百目鬼華子(どうめき・はなこ)が主人公だが、ドラマ版では華子とペアを組む饗庭蒼一郎(あいば・そういちろう)が主人公に変更されている。

 菊池のほかに、ジャニーズからは徴税吏員でTravis Japan・松田元太も出演する同作だが、制作発表時点で7月期の伊藤沙莉主演ドラマ『シッコウ!!~犬と私と執行官~』(テレビ朝日系)と「設定が被ってる」との指摘が続出。

 菊池と同じSexy Zoneの中島健人もメインで出演していた『シッコウ!!』は、強制執行によって財産や不動産などを差し押さえる“執行官”の活躍を描く物語。ゆえに、『ゼイチョー』に対して「また公務員が市民のもとに乗り込む話?」と“ネタ被り”が指摘されているようだ。

 また、「ジャニーズがメイン」「男女ペアもののお仕事ドラマ」という共通点から、4月期の芳根京子主演『それってパクリじゃないですか?』(日本テレビ系)を連想する人も多い様子。こうした“既視感”が視聴率低下につながらないことを祈るばかりだ。