シンギュライフ・ラボを運営するかなえワークスと、東京都文京区にある地域に根ざしたカフェ「Rural Coffee」は、子どもの“お店をやってみたい!”というピュアな思いを実現できるエデュテインメント「こども喫茶」を10月21日(土)よりスタートする。

子どもがやりたいものを描き実現する

今の子どもたちは、AIやロボが社会インフラ化し、力を簡単に借りられるシンギュラリティ時代に生きることになる。その時代において、人間は能力としてできること以上に、自分が何をやりたいかを問われることになる。

これまでは、子どもたちは社会で生きる能力を開発するために勉強をさせられてきた。これからの教育においては、自分がなりたいものを描き実現するなかで自然と学ぶことが大切になると考え、興味のど真ん中で楽しみながら学ぶエデュテインメント業態として「こども喫茶」を開発した。

小4男子が上生菓子ワークショップを開催

お茶好き小4男子による企画第1弾は「こども喫茶ドロンパ」。10月21日(土)11:00〜17:00にRural Coffeeにて開催する。


当日は、お茶をこよなく愛する小学4年生の赤松笑太郎君が、上生菓子ワークショップを開催。カラフルな練り切りを作り、自ら抹茶をたて、振る舞う。


赤松君は、本番で抹茶を振る舞うため鋭意修行中だ。オリジナルキャラクターのドロンパは、お茶の葉を頭にのせたいたずら好きのタヌキ。供する抹茶の産地当てクイズを用意しているというのでお楽しみに。


また、イベントチラシは、小4の児童がITツール「Canva」を使って作成している。

同企画の参加料は1人1000円(税込)。参加希望者は登録フォームのURLより事前に申し込みを。

子どもの思いに共感した大人がサポート

今回企画を進める中で、はじめての大人との打ち合わせで緊張しながら自分の思いを伝えていた赤松君。そんな彼に共感した大人が有形無形の後押しをする。南足柄の漆作家・野田とし子さんが和菓子や抹茶を入れる器を貸し出し、日本の茶文化の普及を目指す抹茶ツーリズムが宇治・和束(わづか)の抹茶を提供する。さらに、世田谷区成城で民間学童を営むラボアンドタウンがイベント企画へのアドバイスで協力した。

粗利益は子どもが受け取る仕組み

今回のイベントは、売り上げから売上原価、家賃や一般管理費を除いた粗利益を子どもたちが受け取ることで、実際のビジネスの営みを自然と体験できる仕掛けとなっているのもポイント。

「こども喫茶ドロンパ」を家族一緒に楽しみながら、自分たちならどんなメニューを作りたいかと考えたり、喫茶をやってみたいと思ってもらえたりすることを願い、この第1弾から活動の輪を広げていく。

「こども喫茶ドロンパ」に参加して、小4男子による上生菓子ワークショップ&抹茶を楽しんでみては。

■子ども喫茶「ドロンパ」
内容:上生菓子ワークショップと抹茶産地当てクイズ
日時:10月21日(土)11:00〜17:00
場所:東京都文京区東大前徒歩3分 Rural Coffee
参加料:1人1000円(税込)
事前登録フォームURL:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScZsTYi4iZ2R8VSdt_NdxiYWYevwXWrlTqUvAS6bI5pPwMAiQ/viewform

(山本えり)