和太鼓は今回のTHE Wに初参戦で漫才に慣れていない感が強かったので技術5点ぐらいだったかもしれない。2つ目に構成だがネタの構成はゆきぽよさんは有名な分、他の共演者などの人名を笑いのポイントにしたという事で、知られている体の笑いという部分が使われている事により、知らない人への配慮がないという面で構成点が少なく獲得されて5点ぐらいだったかもしれない。
3つ目にパフォーマンスは特に動くという事はなく漫才の形としてテンポよく喋って動かなかったわけではないので、これも点数が低かったのかもしれない。4つ目に将来性は既に売れている人が出ているという面と、これから漫才を極めようという目線でのネタでなく見られた場合、将来性としては0点だったかもしれない。
そして最後のウケ量に関して20点満点だとしたら、技術5点、構成5点、パフォーマンス5点、将来性0点、現場のうけ量20点で合計45点になり、準決勝進出者は85点以上を目安としていた場合、全く持って引っかかっていないなんて事もありえるのかもしれない。お笑いは爆笑が起きる時色々な要素が合わさった相乗効果で起きる事が多いが、時折多ジャンルの有名な方が参加される場合、別の要素と出てくるだけで見たくなる魅力が他の技術面において飛び級してしまう事がある。
知らない芸人が「なんでだよ」と突っ込んでもなんとも思いませんが、凄い有名な人が下手でも「なんでだよ」と突っ込んだだけで笑いが起きてしまうなんてこともある。そうするとそこが加点どころか減点になってしまう事もある。今回はバラエティタレントとしては最高の笑いを起こしてましたが賞レースとしての採点が獲得できなかったのが敗因かもしれない。