◆素材から比較していこう

 肌に直接触れる靴下だからこそ、素材も大切です。ユニクロとワークマンの靴下の素材や通気性を比べました。まずは、素材から比べてみましょう。

左:ユニクロ/右:ワークマン
左:ユニクロ/右:ワークマン
 今回、ユニクロの素材は品質タグ表記でわかりましたが、ワークマンの素材の配合率がイマイチわかりませんでした。

 そこで、筆者はワークマンのホームページから「素材の割合について」窓口へ問い合わせました。素材の割合について、メールで回答をいただいたので比較していきます。

●ユニクロ

綿・・・59%

ナイロン・・・28%

ポリエステル・・・7%

パリウレタン・・・6%

●ワークマン

ポリエステル・・・39.0%

綿・・・36.3%

レーヨン・・・23.0%

ポリウレタン・・・1.7%

(ゴム糸使用)

 ユニクロは、多く配合されている順に、綿・ナイロン・ポリエステル・ポリウレタンです。一方のワークマンは、ポリエステルと綿がほぼ同じ割合で配合され、続いてレーヨン・ポリウレタンが使われているようです。

 ワークマンに含まれているポリエステルは、綿よりも通気性の低い素材ですが、どうやらユニクロに含まれているナイロンも通気性は低いようです。素材だけ比較してもどちらが通気性に優れているかはわかりませんね。