近年は働き改革が進んでサラリーマンの働き方が多様化しています。それに伴い毎月の収支やお小遣いの使い方も変化している傾向です。その一つの目安となるのがサラリーマンのお小遣い平均額。この記事では、新生銀行の「2019 年サラリーマンのお小遣い調査」の結果をもとに、サラリーマンのお小遣いの平均額がどんな理由でどのように変化したかを見ていきます。

男女別サラリーマンのお小遣い(昼食代含む)の平均は過去最低レベル

株式会社新生銀行が行った「2019 年サラリーマンのお小遣い調査」によると2019年4月時点で男女別サラリーマンのお小遣いの平均額および前年比は以下のようになっています。

性別 お小遣い平均額 前年比
男性 3万6,747 円 -3,089 円
女性 3万3,269 円 -1,585円

参考:新生銀行「2019 年サラリーマンのお小遣い調査」

男性のお小遣い平均額は、調査開始以来最低額となった1982年の3万4,100円に次ぐ2番目の低さでした。女性のお小遣い平均額は過去最低です。また年齢別に前年と比較すると調査対象となった20~50代のうち30代を除く全世代で前年よりお小遣いの平均額が減少しています。