アルバス・ダンブルドア校長役のマイケル・ガンボン
映画『ハリー・ポッター』シリーズのアルバス・ダンブルドア校長役で知られるマイケル・ガンボンが、亡くなった。82歳だった。彼の家族が現地時間9月28日に発表した。
ガンボンの代理人であるクレア・ドブスが、彼の妻アン・ミラーと息子ファーガスを代表して声明を発表。「サー・マイケル・ガンボンの喪失を発表させていただくことに深い悲しみを感じています」と述べた。「愛される夫であり父であるマイケルは、肺炎の発作の後、病院で安らかに息を引き取りました」「この辛い時期にプライバシーを尊重していただき、サポートと愛情のメッセージに感謝します。」と締めくくっている。
アイルランドとイギリスの俳優であるガンボンのキャリアは、ほぼ50年前にスタート。ダブリンの劇場でキャリアをスタートし、1962年にゲイツ劇場で上演された「オセロ」で初めて舞台に立った。また、ITVシリーズ「メグレ警視」でフランスの刑事メグレを演じたことや、BBCシリーズ「The Singing Detective」での出演でも知られている。
そして彼は、『ハリーポッター』シリーズで、俳優リチャード・ハリスの死後、8本の映画シリーズが終了するまでホグワーツ魔法学校の愛される校長を演じきった。
ガンボンは、「恐ろしい記憶の喪失」を経験した後、同じ年に舞台から引退を余儀なくされ、「心を痛める決断」と表現した。「舞台裏には女の人がいて、彼女が台詞を読んでくれるために耳にプラグを差していました」「約1時間後、『これはうまくいかない』と思いました。これを認めるのはひどいことですが、私はできません。心を痛めています」と当時述べていた。
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