転売への対策としてチケット販売に変化が(@oliviarodrigo / Instagram)
アメリカのチケット販売会社であるチケットマスターが、オリヴィア・ロドリゴのツアー「GUTS tour」に向けて大きな改革を起こした。
チケットマスターによる認証済ファン専用先行販売がスタートし、ファンはチケット販売システムに興味深い変化があることに気づいた。
「GUTS tour」に関してチケットマスターが何を変更したかというと、“公演日の72時間前まで、コンサートのチケットは購入者に提供されず”、さらに“チケットは電子的にしかアクセスできない”というものだ。
このチケットマスターの動きは、テイラー・スウィフトのツアー「Eras tour」で顕著だった転売価格の高騰を抑えることを意図している。
チケットマスターの声明では「提供を遅らせるという手法は、販売状況を徹底的に監視し、すべての購入者がチケットの制限と条件を満たしていることを確認する目的で、アーティストたちが一般的に使用しているものです」と、突飛な手段を講じたわけではないこと、そしてチケットの販売をフェアに行う姿勢が示されている。
オリヴィア・ロドリゴの今回のツアーでは75公演が用意されているが、チケットマスターによるとチケットの需要は販売枚数を上回っており、すでに多くのファンがキャンセル待ち状態になっているという。
ロドリゴによる「GUTS tour」は2024年2月23日、カリフォルニアのパーム・スプリングス公演からスタート予定。快進撃を続ける彼女の今後のコンサートが、フェアな形で多くのファンに届くのであれば、それはうれしいしい変化になるだろう。
つい先日、初来日をはたしたロドリゴは、来日公演を行うことも宣言している。日本のファンも今後の彼女の動きに注目だ。
番組内でオリヴィアが来年から始まるワールドツアーでまた日本に戻ってくることを明言❤️
オリヴィアが戻ってきます😍😍😍#オリヴィア来日中 #オリヴィア・ロドリゴ pic.twitter.com/OW6Ci3YcHr— オリヴィア・ロドリゴ Olivia Rodrigo 日本公式アカウント (@olivia_jpn) September 26, 2023