「アメリカ人」の性格ってどんなもの?アメリカは日本人にとって馴染みのある国ランキングトップですよね。国際結婚も多く、アメリカ人と付き合っている人の数も年々増えているのでは?そんなこんなでアメリカ人の性格を一気に紹介!ここが変だよアメリカ人!?

【アメリカ人の性格】近くて遠い国アメリカ

日本人が外国人、それも西洋人と出会うと必ず

「アメリカ人ですか?」

と聞きますね。 それほどアメリカ人は日本人にとって身近な存在。 お年寄りなんかになると、

「スペイン人です」

と言っても、「アメリカはいいよねー」なんてアメリカ人だと決めつけてしまっている時まであるくらい。

そんな身近なアメリカ人ですが、私たちは意外とアメリカ人の事を知りません。 アメリカ人の実態は映画やミュージックビデオで見るイメージとは違う!?

近くて遠いアメリカ。 アメリカ人ってどんな人?

【アメリカ人の性格】①自尊心は山ほど高い

アメリカ人と言えば自尊心。 そのプライドはエベレスト級です。 小さなころから自分を大切に、自信を持つように育てられているので、その自尊心と言ったらすごいもの。 プライドを傷つけられることを心理的にひどく嫌います。

自分のプライドを守るためなら喧嘩だって当たり前。 自分だけではありません。

家族の事を馬鹿にされるのは自分の事を馬鹿にされるのと同じこと。 家族や彼氏彼女の名誉を守ることも、同じく大切。

アメリカ人男性と恋愛すると家族のつながりの強さに驚かされます。

【アメリカ人の性格】②アメリカ一番説

アメリカナンバーワン! 今やアメリカの国力が以前と比べて下がったとはいえ、自分の国に誇りを持っているアメリカ人。 未だに「世界の警察」なんて豪語しています。

アメリカ人と言えば「愛国心」 それもそのはず、もともとはアメリカに憧れて、アメリカに何かを期待して移住してきた人達です。 移民の国アメリカ。

今は移民政策が変わり、強制送還措置も検討されていますが、それでも毎年たくさんの人たちが夢がかなう国アメリカを目指してやってきます。 アメリカ人は自分たちの国を誇りに思い、自分の国を馬鹿にされることを心理的に嫌います。

「アメリカなんかさぁ...」なんてことをアメリカ人彼氏にうっかり言おうものなら大ゲンカです。 思いっきり「日本なんか!」と反論されてしまうでしょう。

【アメリカ人の性格】③ワガママも個性ととらえる

アメリカ人は個性が命。 小さなころから親からずっと「褒められて」育てられています。 日本では叱られるようなことも、アメリカではまずいいところを見つけて褒める。それから叱る。

それは個性と自主性を重んじるお国柄という事なのかもしれません。

他の人がやっているから右に倣えという心理はアメリカでは通用しません。 「あの人たちがやっているから」 という理由で行動する事は、アメリカ人にとって不思議で仕方がないのです。

それは恋愛においても同じことです。 「それ変だよ」と彼氏にいっても、彼氏がそのやり方に満足していればそこから「自分のやり方がどうしていけないのか」彼氏と討論が始まります。 100%彼氏が納得できる理由がなければ、日本じゃそれ浮くよ?と思っても彼氏はその個性を貫くでしょう。

【アメリカ人の性格】④ファッションは基本デニムとTシャツ

アメリカ人はファッションアイコン? いえいえ、それはほんの一部です。 アメリカ人のファッションセンスを映画や音楽、ファッション雑誌で判断してはいけません。 あれはセレブの人たちのお話です。

アメリカ人のファッションは基本デニムとTシャツ。 冬のファッションはパーカーにコートやジャンパーが基本です。

とことんカジュアルファッション。 お好みは「楽な服」といった感じです。まぁおデブさんも多いですから仕方ないのかも? 日本人のように常にファッションを気にして、コーディネートする...というようなことはほぼありません。

まだ女性はデートシーンならファッションに気を使いますが、それでもデニムは基本みたい。 普段使いのデニムとデート用のお尻のラインがきれいに見えるデニムの使い分け。 トップスはTシャツからキャミソールに。

男性もデートファッションはデニム。 デニムにキレイ目のTシャツか、ボタンダウンのシャツが基本。

ファッションはアメリカよりもヨーロッパの人の方が気を使っているイメージです。

【アメリカ人の性格】⑤都市部と田舎で地球の裏側ほど違う

アメリカは広い。 広大な土地に都市部と田舎が入り混じっています。

日本で東北と九州は文化圏が違う!なんて言っている場合ではありません。 アメリカの都市部と田舎では教育も、考え方もファッションも文化もすべてが違います。

都会ではリベラルな意見を持つ人も多く、人種差別には敏感で、教育をしっかりと受けている人が多いのですが、田舎に行けば行くほど事情は変わります。

田舎によっても黒人が多く住む地域、白人が多く住む地域、ヒスパニック系が多く住む地域など地域色が強く、それぞれで人種差別も当たり前のように起こっています。 そのうえ教育も日本のように平等ではなく、学校によっても政府からの予算がマチマチなため、教育に差ができてしまいます。

日本って中国?

そんな風に質問されることだって特に珍しい事ではありません。 結婚してアメリカに住むのなら、都市部の方が結婚生活は精神的にも楽です。

【アメリカ人の性格】⑥ジェンダー教育?いやいや

アメリカはジェンダー教育が進んでいます。 とこれは建前。

確かに教育の場面ではジェンダー教育が進み、男女の別なく教育が行われます。 「男らしく」「女の子らしく」という事は絶対に教えません。 男の子がお人形で遊んでいても、先生が「やめなさい」という事は当然ないのです。

でも実生活では違います。 家庭では「男の子は男らしく」お父さんが子供とキャッチボール。 女の子は小さなころからネイルをしたりお茶会をしたり。

日本よりもはっきりとジェンダー分けされている気がします。

しかも、ゲイが市民権を得ているのは都会だけで、しかも一部です。 アメリカ人はピンクのシャツを男性がファッションとして着れば「ゲイ」だと勘違いされ、ファッションにこだわる男性は「ゲイ」だとレッテルを貼ります。 大人になればなるほど、「ゲイ」だと思われないように「男らしく」ふるまう。

日本のようにかわいい系男子のファッションなんてありえません。

個性個性と声高に叫びながら、ゲイじゃないけどピンクの服が着たい...という個性は潰される。 そんな矛盾している国。それもアメリカです。

【アメリカ人の性格】⑦あなたの問題は私の問題

アメリカ人は心理的に常に「良い事」をしようという衝動に駆られています。

より良い社会。 より良い人間関係。

だからアメリカではチャリティが盛んに行われます。 素敵ですよね。

でもそれも行き過ぎるとお節介。 人が悩んでいると、日本では「そっとしておく」事が優しさですが、アメリカでは真逆。

悩んでいたら、悩みを聞く。 言いたくなさそうでも、聞く。 「何があったの?」

あなたの問題は私の問題という心理ですから、そっとしておくなんて、そんなのは優しさではありません。 問題を話して、一緒に悩む。 結婚問題でもズケズケと入り込んでくるので、日本人は慣れるまで苦手な人もいるでしょうが、それも本気で心配しているからこそ。 アメリカ人は頼りになる友人なのです。

【アメリカ人の性格】⑧ズケズケと気になることは率直に

気になることは何でも言います、率直に。 日本で言うところのちょっと「ゆとり」っぽい感じに似ていますが、まず気になったら質問する。 好奇心旺盛だったり、知識を深めるうえで長所ではあるのですが、日本人なら気を使って聞かないよね? というところまでズケズケと聞いてきます。

「彼氏と別れたんだって?どうして別れたの?浮気?何したの?」 こんなことは日常茶飯事。

ひどい人になると、 「最近頭薄くなってきたよね。何かした方がいいよ。いいサプリ知ってるよ」 そう、こんな風にコンプレックスを心理的にぐっさぐさ刺してきます。 しかも良かれと思って言ってくれているところがまた、厄介です。

でも、なぜかデブには寛容です。 デブというワードは禁句であって、あくまで「ぽっちゃり」。デブではありません。 日本基準ではかなりのデブでもぽっちゃりで、ちょっとくらい痩せたって見た目全く変わらないのですが、思いっきり「痩せて素敵になったね!」とデブは褒めてあげなければいけません。

おデブを指摘すると、あなたが痩せすぎなのよ! とかえって自分がおデブじゃない事を責められて挙句の果てにみんなのようにおデブじゃないと、「拒食症だわ絶対」なんて変な噂まで流されてしまいます。 不思議な国アメリカ...

【アメリカ人の性格】⑨基本大勢で行動

1人より人がたくさんいる方が楽しい! そう、アメリカはパーティ文化圏。 ホームパーティ・スクールパーティ・クラブ遊びに、週末BBQ... 何でもとにかく集まって遊ぶことが好きです。

「おひとり様心理」なんか謎でしかありません。

アメリカ人は友達と飲みに行くときも、誘った友達がまた誰かを誘ったり... 「○○君も飲みに行きたがってたから、誘っていいかな?」 なーんて聞きません。

「○○君も誘っといたからー」 と事後報告があればいい方です。

友達の友達はみんな友達。 人数は多い方が楽しい!そんな心理。

どこまでも社交的です。