食と遊び、釣りをテーマにした「エンジョイ魚まつり」が、9月30日(土)・10月1日(日)の各日10:00~17:30に、東京夢の島マリーナにて開催される。入場は無料。「食:魚を食べる」「遊:魚と遊ぶ」「釣:釣り」の3つのテーマで、家族揃って「海の魅力」を一日満喫できる体験型イベントだ。
今年のテーマは「日本の魚食文化を守る」
日本は水産王国として豊富な水産資源を持ちながら、魚離れが進んでいる。魚を食べる機会が減っているだけでなく、釣りや金魚すくいなど海や魚と触れる機会も減少している。
「エンジョイ魚まつり」は、SDGs目標14「海の豊かさを守ろう」の推進を目的に2022年に第1回を開催。昨年は、気候変動やプラスチックゴミの増加など「海の環境変化」について学べる企画を実施した。今年は「日本の魚食文化を守る」をテーマに、トークショーやワークショップの実施、シンポジウムの開催など、子どもが遊びながら海や環境について学ぶことができるように、様々なSDGs企画を行う。
水陸両用ブルドーザー模型の操作体験
同イベントで実施されるコンテンツの一つ、青木あすなろ建設presents「ゴールを目指して大冒険!スイブルくん体験会」では、水陸両用ブルドーザーのラジコン型模型「スイブルくん」の操作体験ができる。水陸両用ブルドーザーは、浅水域を作業領域とする水中掘削機械で、過去に国内外含め36台が製造・販売され、青木あすなろ建設が保有する5台のみが現存。さまざまな海岸工事に採用されており、近年の災害に対する復旧工事にも幅広く活躍している。
当日は、普段はなかなか体験できない大迫力ラジコン模型「スイブルくん」を上手に動かしてゴールを目指す。
くら寿司による未利用魚ワークショップ
くら寿司presents「楽しく学べる!未利用魚ワークショップ」は、家族で楽しく学べるSDGsワークショップ。
また、くら寿司は、2010年に始動した「天然魚プロジェクト」以降、漁師を支え、おいしい魚を多くの人に提供するために、漁業創生に繋がる様々な取り組みを進めている。天然魚を無駄なく活用する「さかな100%プロジェクト」から開発された商品、魚のすり身を使用した「スリーミーコロッケ」を2日間数量限定で配布する。
トークショーやクイズなども
ステージトークショーでは、「お魚かたりべ」として活躍する大日本水産会・魚食普及推進センターの早武先生による「海ってこんなにすごい!海の巨大モンスター!」を開催。東京湾に住む巨大生物や、世界中で生きている海の生き物を、クイズを交えて紹介する。
また、環境系エンターテイナーWoWキツネザルさんの「環境クイズ大会!」も実施。SDGs活動中の大学生がパネラーとして登場し、会場を巻き込んだクイズも行う予定だ。
さらに、会場に海や魚に関するクイズを設置して、「わくわく! 海と魚のクイズラリー」も実施。クイズに答えながら海に関しての知識を身に着けることができる。参加者にはプレゼントも用意されている。
このほかにも、キッチンカーや気軽に参加できるぬり絵コーナー、釣り出展ブース、釣大会の「鱸魂2023」、専門的な分野では併催されるシンポジウムの実施など、もりだくさんだ。
「エンジョイ魚まつり」に参加して、海や魚について楽しく学んでみては。
エンジョイ魚まつり公式サイト:https://enjoy-sakana.com
■東京夢の島マリーナ
住所:東京都江東区夢の島3-2-1
(山本えり)