18日、プロボクシングの那須川天心が東京・有明アリーナでデビュー2戦目に登場。メキシコ国内王者のルイス・グスマンを寄せ付けず、8ラウンド判定勝ちを収めた。

 那須川は試合開始早々に左ストレートのカウンターでダウンを奪うと、その後も持ち前のスピードで経験豊富な相手を圧倒し、7ラウンドにも右フックで2度目のダウン。最終8ラウンドの終了間際にも、スリップ判定となったものの相手を仰向けに倒して有終の美を飾った。

 ジャッジの採点は3者ともに「80-70」のフルマーク。まさに完全勝利といえる内容だったが、実況席の元世界ミドル級王者・村田諒太氏から、試合後の那須川のコメントに対して“公開説教”とも取れる発言が飛び出すなど、賛否を呼んでいる。