「検覈」を何と読みますか?

現代ではもう使われない言葉です。

早速ヒントを見てみましょう!

「検覈」の読み方のヒントは?

1.「検覈」をひらがなにすると、4文字になります。

2.「検覈」は、昔の文学作品に多く見られます。

3.「検覈」に関連する言葉には、「吟味」「精査」「探査」などがあります。

4.『彼はあらゆる方面から自分を検覈してみた。』ヴィクトル・ユゴー「レ・ミゼラブル」より引用

正解は…

正解は「けんかく」でした!

「検覈」とは、厳しく調べること、明らかにすることです。

現代ではあまり目にしない言葉です。

ちなみに、「検覈」の「検」を他の漢字と取り換えると微妙に意味合いが違ってきます。

研覈(けんかく):詳しく調べること

考覈(こうかく):考えて調べること

推覈(すいかく):罪を取り調べること

精覈(せいかく):詳しく調べて明らかにすること

調べ方にもいろいろありますね。ややこしくて使い分けが大変そうです。

「検覈」の「覈」は漢検1級19画の漢字です。

「覈」の音読みは「カク・ケツ・ギャク・ゲチ・ゴチ・キョウ」、訓読みは「覈らか(あきらか)」「覈える(かんがえる)」「覈しい(きびしい)」「覈べる(しらべる)」です。