『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』
全世界で20億冊以上出版され、「世界一売れた作家」として認定された“ミステリーの女王”アガサ・クリスティが生涯を通して書き続け、今もなお全世界で愛される“名探偵ポアロ”シリーズ。アカデミー賞脚本賞受賞歴を誇るケネス・ブラナー(監督・製作・主演)による、『オリエント急行殺人事件』『ナイル殺人事件』に続くシリーズ最新作『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』が、クリスティの誕生日でもある9月15日(金)に公開を迎え、SNSでも「ミステリー好きには堪らない」「驚きの結末に裏切られた」など絶賛の声が絶えない本作。
この度、ケネス・ブラナーやミシェル・ヨーらが、「呪われた屋敷に実際にいると感じさせる」ことを目指し、ミステリアスで恐怖に満ちた、事件現場となる古びた屋敷での撮影について語るメイキング特別映像が解禁。
観客を予測不能なミステリーの世界に誘うことを目指した、キャスト&制作陣の熱意とこだわりを感じられる映像となっている。
事件の舞台はミステリアスで美しい水上の迷宮都市ベネチア。流浪の日々を送るポアロ(演:ケネス・ブラナー)は、ハロウィーンの夜、霊能者レイノルズ(演:ミシェル・ヨー)の“超常現象”を見破るため、子供の亡霊が出現するという屋敷での降霊会に参加する事に。そこで様々な超常現象が起こり、招待客が人間には不可能と思われる方法で殺害される…。
解禁された映像は、アカデミー賞に6度のノミネート歴を誇るケネスや、「エブエブ」こと『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したミシェル・ヨーらの口から、観る者をミステリーの世界に引き込む、事件現場での撮影について語られていく。
犯人が人間か亡霊かすらわからない難事件が巻き起こる本作で目指したことについて、ケネスは「本作には緊張感や怪しい雰囲気がある。呪われた屋敷に実際にいると感じさせたい」と熱を込める。
その言葉を体現するかのように、映像では今にも闇に飲み込まれてしまうかのような屋敷内での怪しき撮影風景が映し出されていく…。
自身を“世界一の霊能者”と称し、「死者の声を聞ける」と断言するレイノルズを演じるミシェル・ヨーも、「セットの雰囲気は最初から完璧に作りこまれていた」と振り返る。
ミステリアスな雰囲気を常に醸す屋敷内で行われた撮影は、SNSでも「ミシェル・ヨーの演技かなりインパクト強かった」「ミシェル・ヨーはこんな役も演じられるのか…」などと絶賛される彼女の“怪演”を引き出した。
さらに映像の中では、キャスト・制作陣の口から観客を恐怖へ陥れる方法も語られていく。
ポアロの旧友の作家で犯人候補のひとりでもあるオリヴァ役のティナ・フェイは、「家のようにセットを歩き回れるの」と解説し、プロダクション・デザインを務めたジョン・ポール・ケリーも「ケネスが求めたのは、どこから見ても実在しそうと思える空間だった」と説明。閉鎖的で恐怖に満ちた屋敷を徹底して作り込むことで、思わず手に汗握るほどの没入感を生み出し、観る者をリアリティあふれる恐怖へと引きずり込むことに成功した。
その作り込み具合は、キャストさえも恐怖へと陥れたそうで、犯人候補のひとりを演じるカイル・アレンは、「怖くて不気味だけど興味をそそられる」と語っている。
先週末より全国で公開され、SNSでは、「至極の推理映画」「人物描写が巧みで物語により一層引き込んでくれる」「細部まで作り込まれた演出と実力派の役者達の演技が見事」「シリーズ共通の映像の美しさは健在で、ベネチアの景色も堪能でき、今までの中でも一番の完成度」と、ミステリーの秋にピッタリな作品という意見が多数寄せられている。
これまで華麗な推理力で真相を解き明かしてきた世界一の名探偵さえも追い詰める状況下で解き明かすのは、“人間”による殺人事件か?それとも“亡霊”による超常現象か。
『オリエント急行殺人事件』『ナイル殺人事件』ーそして満を持してケネスが贈る、“予測不能”な迷宮ミステリーの衝撃と結末を劇場で体験してほしい。
※この映像はストライキ以前に撮影されたものになります※