「百々目鬼」を何と読みますか?
あまり会いたくない存在ですが…。
早速ヒントを見てみましょう!
「百々目鬼」の読み方のヒントは?
1.「百々目鬼」をひらがなにすると、4文字になります。
2.日本のオカルトが好きな人は知っているかもしれません!
3.「百々目鬼」は、腕に特徴があります。
正解は…
正解は「どどめき」でした!「とどめき」でも正解です!
『ある女生れて手長くして つねに人の銭をぬすむ 忽(たちまち)腕に百鳥の目を生ず 是鳥目(ちょうもく)の精也 名づけて百々目鬼と云 』鳥山石燕「今昔画図続百鬼」より引用
「百々目鬼」は妖怪です。
もともと盗癖のある女でしたが、あるとき盗んだ金銭が両腕に無数にあらわれて、それが鳥の目のように見えたため「百々目鬼」と呼ばれるようになりました。
鳥の目に見えたのは、おそらく真ん中に穴が開いている銅銭だったからでしょう。
また、一説によると昔は金銭を「おあし」と呼んだことと、「足が付く」という洒落にからめて生まれた妖怪ともいわれています。
ルーツはどうあれ、両腕に無数の鳥の目玉がある女の人なんて怖くて見たくないですね…。
他に、たくさんの目がある妖怪には「百目(ひゃくめ)」「目目連(もくもくれん)」がいます!
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