今回教えてくれたのは…スタイリスト 永岡美夏(ながおかみか)さん

現役スタイリストがおすすめ!周りと差がつく最新「お呼ばれドレス」6選

Type①オールラウンドな着回し力で「長く使えるネイビードレス」

正統派のネイビーは「コンビネゾン」で差をつけて

コンビネゾンで遊び+感度高めに仕上げるのがおしゃれ。一見地味に見えがちなネイビードレスは、小物をゴールドでまとめたり、ボリュームのある大振りアクセサリーを添えて華やかにまとめるのが◎

ゆとりがありながらストンとしたシルエットが、体のラインをカバーし綺麗に見せてくれるのも嬉しい1枚です。

コンビネゾン¥12,474/Dress Lab(ARMARIA)、パンプス¥15,400/ダイアナ、ネックレス¥14,300/アンテプリマ(ヴァンドームヤマダ)、その他スタイリスト私物

2WAYで着られる「プリーツワンピース」が優秀

ボリューム袖が可愛いプリーツワンピースは、ワンピース自体がシンプルだからデイリーにも着られるのが嬉しい◎

ただし、普段着感を払拭するために、レースやキラキラの小物を添えることが必須!ベルト無しでも着られて、アクセサリーを変えれば会食や入学シーンなどにも使えます。

ワンピース¥28,600、ネックレス¥8,580/ともにストラ、パンプス¥22,000/タラントン by ダイアナ、その他スタイリスト私物

Type②上品でも無難に見えない「技ありデザインのベージュ&グレードレス」

ピンクだけじゃない!新・大人フェミニンな「ベージュワンピース」

首もとのチュールを活かして、あえてのノンアクセサリーの引き算が素敵に決まるワンピース。揺れるものや光りを感じるピアスをプラスしても◎

小物はピンクベージュのワントーンでまとめてぶりぶりさせないのがポイント。オトナ女子の上品な可愛さが引き出せます。腰位置高めのAラインでスタイルもよく見える、モテワンピースです♡

ベージュワンピース¥22,000/ラグナムーン、バッグ¥14,300、パンプス¥17,050/ともにダイアナ

技ありデザインで差をつける!大人の「グレーワンピース」

大人っぽくモードな服が好きな人におすすめなのは明るいグレーが品のあるワンピース。肩から二の腕の部分が落ちるタックが効いたデザインなので、気になる肩回りが出すぎず自然に盛れます。

淡いグレーはのっぺりしすぎないように、黒小物で占めるのが◎ベロアやキラキラ、パールなどの華やか素材や装飾のあるデザインを意識しましょう。

グレーワンピース¥6,124/Dress Lab(ARMARIA)、パンプス¥17,600/ダイアナ、その他スタイリスト私物

Type③控えめなのにちゃんと目を引く「華やぎライトカラードレス」

スモーキーなミントが好感度大な「カラーコンビネゾン」

レストランウェディングなどのカジュアルシーンやパーティ向けのおしゃれコンビネゾン。肩部分のちょっとしたカットで、出し過ぎずいやらしくない大人の肌見せが◎

配色が柔らかいミントカラーや取り外し可能なベルトが可愛く、使いやすさも嬉しい1枚です。ベルト無しでそのままストンと着る時は長めのネックレスをプラスしてメリハリをつけて。

コンビネゾン¥22,000/ラグナムーン、パンプス¥22,000/タラントン by ダイアナ、ネックレス¥16,500/ランバン オン ブルー(ヴァンドームヤマダ)、その他スタイリスト私物

レース×ラベンダーカラーで華やさ最上級の「カラーワンピース」

秋に注目のラベンダーカラーのワンピース。特に藤色は古くから高貴な色として扱われているカラー。お祝いの席でおすすめのこのカラーは、バツグンに華やか♡

首もとが詰まっているワンピースだから、ネックレス無しでも十分素敵に決まります。もしプラスするなら上品なパールのネックレスを添えて。

ワンピース¥22,000/Dress Lab(ARMARIA)、パンプス¥15,400/ダイアナ、その他スタイリスト私物

【番外編】黒を着るなら…レースやチュールで華を添えて♡

男性も黒いスーツが定番のお呼ばれシーン。だからこそ女性は黒を避けるのがベター。

もしも黒ドレスを選ぶなら、総レースやチュールなど式に華を添えるような贅沢な素材のものを選んで。また、すとんとしたデザインものは地味に見えがちなので、どこかにボリュームのあるデザインが◎

手持ちの小物が豊富なおしゃれさんなら難易度の高い黒もいいけれど、アクセサリーやバッグがあまり揃っていない人はネイビーやカラードレスを選ぶのがおすすめです。

写真左から、ワンピース¥22,000/ラグナムーン、ハイネックワンピース¥22,000/MERCURYDUO

いまさら聞けない!お呼ばれシーンマナー

知らなきゃ恥ずかしい!お呼ばれシーンのNGマナー

× セットアップはNG
上下別になっているセットアップは「別れ」を連想させるのでお呼ばれシーンには向いていません。

× つま先の出るシューズはNG
つま先が出るデザインの靴もカジュアルな印象が強いのでお呼ばれシーンには不向きです。パンプスなどつま先やかかとの出ないデザインを選びましょう。

× ひざ上丈や深いスリットなどの高い露出はNG
カジュアルなレストランウェディングなどでは大胆なカットやひざ上丈など、肌を見せる装いもおしゃれですが、基本的には肌の露出は控えめにするのが◎

× ファーやレザーはNG
「殺生」を連想させるファーやレザーの素材は、ドレスはもちろん、小物でも選ぶのはNG!つい忘れたら恥をかいてしまう基本なので、間違えないように注意しましょう。

△ 素足はNG!ストッキングならベージュがベター◎
これも基本ですが気温の高い夏場でも素足は絶対にNG。シンプルなベージュやラメ・パールなどの装飾がされたものがおすすめですが、冬場であれば透け感のある黒でもOK。