遠距離恋愛で別れる原因5つ
次に、遠距離恋愛で多い別れる原因を5つご紹介します。別れる確率が物語るように、遠距離恋愛にはたくさんの障害があり、別れてしまう兆候をフォローすることができない日々が続くと、どちらかの心に隙間ができてしまうものです。
遠距離恋愛が辛くて別れを考えているあなたにも、いくつか当てはまるものがあるのではないでしょうか。
寂しさに耐えられないから
会えないことは辛くて寂しい事だということは、十分わかっていたつもりでも、友達の幸せそうなカップル自慢を聞かされたり、会いたいタイミングですぐに会えないことは、やはり耐えがたいものですよね。
不安や寂しさを紛らわせることを相手に求めるのも、別れてしまう兆候となってしまいます。
会う回数、連絡の回数が減ったから
遠距離恋愛になった二人には、きっとそれぞれに「やること」が毎日山積みのようにあるでしょう。その中で時間をやり繰りして会う時間を作ったり、こまめな連絡を取り合うことがなかなか難しくなるタイミングもあるかもしれません。
こまめな連絡を取り合う回数が減ると、初めは小さな別れてしまう兆候だったものがだんだんと成長して大きな兆候となり、これまでなら会う事で修復できていたものも、なかなか難しくなり会ってもケンカを重ねるようになってしまう。
これではお互いに会いたいとも思えなくなってきてしまい、別れる確率がグンと上がってしまう結果となります。
金銭的な負担が大きいから
会うだけでも結構なお金が必要になる遠距離恋愛では、金銭的な問題が別れる大きな原因となります。どちらかに負担が重く掛かり過ぎたり、会うことにメリットを感じられないようになって会うことを渋るようになってきたら、別れの兆候が見えてきたのかもしれませんね。
ケンカをしても仲直りすることが難しいから
すぐ会える距離のカップルは、ケンカをしても仲直りする手立てやタイミングがたくさんあります。ですが、遠距離のカップルはそういうわけにはいきません。
普段のコミュニケーションツールから「会う」ことが禁止されている状態ですから、なかなか仲直りをする時間の都合が付けれず、そのままの状態で時間が過ぎてしまうことも少なくありません。
浮気をした・されたから
好きな人がそばにいなくて寂しい状態が長く続くと、気持ちも弱くなってしまいます。そんな時に誘惑があれば、ついフラフラと浮気をしてしまうこともわからなくはないですよね。
遠距離恋愛で別れてしまう原因が、心が弱いからと一言では語れないものがあるでしょう。一度浮気をしてしまうと、別れてから復縁することはとても困難になるでしょう。
遠距離恋愛の正しい別れ方ってあるの?
残念ながら、遠距離恋愛であろうと、近距離恋愛であろうと、万人に通じる正しい別れ方は存在しません。正しいとは、どこまでいっても主観的な見方でしか判断できませんし、なにを基準に正しいのかは、人それぞれになってしまうからです。
ですが、いままで付き合ってきたカップルの中だけには、「これが正しい別れ方」だと言えるものがあるかもしれませんね。
それでもあえて、私が「正しい別れ方」に近いかなと思うものは、「お互いが傷つくことを最小限に、前に進める別れ方」ができること。みなさんは、どう思われますか?
次項からは、二人がなるべく傷つかないように、きちんとお別れをして、そして新たな一歩を踏み出せるような方法をお伝えしていきます。
遠距離恋愛の別れ方①自分の心を整理整頓
まずは、あなたの心の掃除をしましょう。別れようと思った原因はなんですか?その原因に対して、あなたはどんな対処をしましたか?本当に、あの人と別れてしまってもいいのですか?一度「別れる」という心の距離をとって、「復縁」する可能性とかは、考えていますか?
もし、復縁したい気持ちが残っているのならば、「別れる」という言葉は選ばない方がいいかもしれませんね。下手をすると「別れる」という言葉で、相手を脅迫してしまうことにもなりませんから。
そうなると、本当なら復縁というよりも、もっと深い繋がりが生まれたかもしれないのに、その芽を摘んでしますことになってしまいます。
遠距離恋愛の別れ方②相手に伝える手段は?
遠距離恋愛の別れ方で一番多いのが、自然消滅なのだそうです。これは遠距離だからこそやりがちな別れ方ですが、あまりおすすめはできません。
相手に忘れられたと思う気持ちも悲しいですし、お別れをきちんとしていない分、次の出会いのタイミングを逃してしまうかもしれません。
一見すると相手を傷つけていないようで、その実、一番長く細く相手を傷つけているばかりか、自分の心にもずっと棘を刺したまま、生きて行かなければならなくなります。
LINEやメールで
次によくある遠距離恋愛の別れを告げる方法としてあるのが、LINEやメール、チャットなどの文章で「別れの意志」を伝える方法です。「もう疲れた。別れよう」こんな一行だけでは、きっと相手は納得してくれないでしょうね。
どんなに誠実に自分の気持ちを伝えようと思っても、文字から受け取る情報はあまりにも少なく、相手の理解を得るのは困難だと言えます。できることなら、文字での別れを切り出すことを選択するのは止めた方が良さそうです。
電話やビデオ通話で
文字だけでよりも数段マシな方法が、電話やビデオ通話になります。まだ、息遣いや声を聞ける分、相手の雰囲気が伝わりますし、得る情報もグンと多くなるでしょう。
声を聞いたら気持ちが揺らいでしまうからと、別れを切り出せなくなってしまうような状態では、まだ別れるタイミングではないのかもしれません。もしそうであるのならば、別れることではなく、どうしたらうまく付き合っていけるのかを話し合った方がいいですよ。
直接会って
ずっと会いたいと思っていたのに、やっと会えた日にはさよならを言わなくてはならないと思うと、とても切ないですね。
でも、会ってちゃんとお別れをしようと決意したのには、それなりの原因と理由があるわけですから、悲しんでばかりもいられません。別れを切り出すのは、二人きりの場所よりも、人の気配があるような場所を選ぶようにしましょう。
人目がある場所の方がお互いにある程度冷静になれますし、適度な雑音がある方が二人の重い空気を紛らわせてくれます。相手が思い余って力任せな態度に出ることを予防することもできますからね。
遠距離恋愛の別れ方③別れたい理由の説明
そしてこれからあなたの気持ちを説明するタイミングですが、注意点が少しだけあります。別れたい理由を「遠距離を原因」にしてしまうと、相手はそれを排除する方向に思考してしまうかもしれません。
「会えないのが原因なら、もう結婚してしまおう」などと、提案されても困ってしまいますよね。本当に別れたいのであれば、相手に対して好きという感情が無くなってしまったことを伝え、相手がいかに努力しても、どうにもならないのだと諭さなければなりません。