冠婚葬祭互助会のくらしの友は、“亡くなられて、今はもう会えない大切な人への手紙”をテーマに、今伝えたい思いや生前に伝えられなかった言葉を“心の手紙”に記した「つたえたい、心の手紙」を10月31日(火)まで募集している。

亡くなった大切な人への思いを手紙に

くらしの友は、葬儀で故人への手紙を棺に入れる人を数多く見てきたことを受け、“亡くなった大切な人への思いを手紙として記すことで、悲しみを乗り越えるきっかけとなれば…”との思いから「つたえたい、心の手紙」コンテストをスタート。2008年から毎年実施している取り組みで、今回で16回目を迎えた。

手紙を書くことで心境の変化も

「つたえたい、心の手紙」には、ここ数年、年齢や性別を問わず幅広い層の人から毎年1,000通程度の作品が寄せられており、開始15年目を迎えた昨年の応募総数は累計1万6千通を超え、広く世の中の関心を得ている。

寄せられる手紙には、いずれも故人に向けた感謝の言葉やお詫び、遺された者として生きていく決意など、さまざまなメッセージが綴られている。また、応募者からは手紙を書いたことで「心の整理がついた」「優しい気持ちになれた」などの声も届いているという。

金賞10万円をはじめとした賞品を用意

第16回「つたえたい、心の手紙」では、応募作品から入賞者を決定して2024年2月上旬に発表する。賞品として、金賞1名に現金10万円、銀賞5名に現金5万円、佳作5名に現金3万円、入賞若干名に現金1万円、審査員賞若干名に現金1万円を用意。入選作品は冊子にまとめ、「つたえたい、心の手紙」入選作品集として2024年春頃に発行し、希望者に抽選で配布する予定だ。

応募は、郵送、FAX、同社HPにて受け付けている。応募資格はアマチュアの人。応募作品は、実際に亡くった人への手紙で未発表のオリジナルであること。文字数は800字程度。詳細はホームページにて確認を。

秋のお彼岸を迎えるあたり、改めて亡き大切な人へのメッセージを綴ってコンテストに送ってみては。

くらしの友HP コンテスト詳細:https://www.kurashinotomo.jp/tegami/

(山本えり)