耳にすることも多くなった熟年離婚。自分の人生を謳歌するために前向きな選択である一方、困りごとにぶつかることもあるようです。
今回はそんな実際にあった「熟年離婚の困りごと」についてfuelle編集部が取材しました。

義母の介護をきっかけに亭主関白の夫と離婚

昔から亭主関白だった夫。
子どもが成人して夫婦二人の生活になっても、家事などは一切せず私に頼り切りの生活は変わりませんでした。
その上食事の内容に文句を言うことが多く、私はうんざりしていました。
夫の母が認知症になった際は、同居こそしなかったものの、私は毎日訪問をしたり食事を届けたりしていました。
しかし、夫から感謝の言葉をかけられることは一度もありませんでした。
ある時、それまでの日々で蓄積してきた私の怒りが頂点に達し、夫に離婚を提案。
夫は驚いた様子で一度は拒否しましたが、最終的には私の意志を認めて離婚に至りました。