待望のトレーラーが公開(DC / YouTube)待望のトレーラーが公開(DC / YouTube)

ジェイソン・モモア主演のDC最新映画『Aquaman and the Lost Kingdom』から、待望のトレーラーが公開された。

15日、ジェイソン・モモアがスーパーヒーロー「アクアマン」として帰ってくるDC最新作『Aquaman and the Lost Kingdom(原題)』からついにトレーラーが公開された。

今作は歴代DC映画で最高の興行収入(11億4800万ドル)を記録した『アクアマン(2018)』の続編で、前作に引き続き監督はジェームズ・ワンが務めるほか、パトリック・ウィルソンアンバー・ハードニコール・キッドマンヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世などが続投となる。

ようやく公開された待望の予告編

アトランティスの王が帰ってくる(DC / YouTube)

アトランティスの王が帰ってくる(DC / YouTube)

今作の予告編は、「いつ公開されるのか」としばらく前から注目を集めていた。なぜなら、今作の全米公開は12月20日。最近のDC映画『ザ・フラッシュ』や『ブルービートル(日本公開未定)』の予告編は劇場公開の4ヶ月ほど前に公開されており、今作は公開までにすでに4ヶ月を切っていたからだ。

今作はコロナ禍に製作された多くの映画と同様、複数回の公開延期を味わってきた。当初は2022年12月に公開される予定だった今作の公開日は2023年3月に変更され、最終的に2023年12月まで延期されたのだ。

そんな期待の予告編は、『アクアマン』シリーズならではの海洋バトルアトラクションを再び味わえることを保証する迫力の映像だけでなく、責任ある立場になったアクアマンを陥れる大きな陰謀を予期させるものだった。

敵はリベンジに燃えるブラックマンタ

今回のトレーラーは、さまざまな映像にアクアマン(ジェイソン・モモア)がモノローグを重ねる形になっている。

「4年前、俺には仕事もあてもなくさまよった。でも今の俺は夫であり父親。他に道はない」と語り、彼を取り巻く環境の変化を感じさせるアクアマンは「ああ、結局俺には仕事が見つかったんだったな。そう、アトランティスの王だ」と、その責任重大な立場を強調する。

海の人々や動物たちに慕われる彼には、残念ながら敵もいる。ブラックマンタ(ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世)だ。

リベンジに燃えるブラックマンタ(DC / YouTube)

リベンジに燃えるブラックマンタ(DC / YouTube)

彼は前作でアクアマンに敗れており、今回はさらなるリベンジに燃えている様子。アクアマンの大切な家族や王国を滅ぼそうとしている上に、彼の陰謀には海面上昇の危機さえ関係してくるようだ。

これまでのDCユニバースにお別れを

そして今作は、10年前の『マン・オブ・スティール(2013)』から始まった現「DCユニバース(DCEU)」における最後の作品となることがほぼ確定している。ジェームズ・ガンとピーター・サフランは2025年7月公開予定の『スーパーマン:レガシー』を皮切りに、新たなDC映画のユニバースを立ち上げ予定だ。

結局のところこのユニバースに登場していたキャストが新たなユニバースに一切関与しないのかどうかは定かではないとはいえ、泣いても笑ってもこれが最後になる可能性が高いため、ぜひジェイソン・モモア演じるアクアマンの勇姿を目に焼き付けておこう。

『Aquaman and the Lost Kingdom(原題)』は12月20日全米公開予定。

【9月15日午後13:30更新】

『Aquaman and the Lost Kingdom(原題)』の邦題、日本公開日が発表された。

邦題:『アクアマン/失われた王国』
2024年1月全国ロードショー
配給:ワーナー・ブラザース映画