セ・リーグ最下位の中日ドラゴンズが9月10日、読売ジャイアンツ戦で屈辱の同一カード3連敗を喫し、1995年以来28年ぶりの借金29、3年連続で4位以下のBクラスが決定した。これにより、日本シリーズへと続くポストシーズン「クライマックスシリーズ」進出の可能性が完全消滅した格好だ。

 就任2年目でワーストの借金を抱えた立浪和義監督は「これだけ負けているから、それは当然のことだと思う。若い選手は頑張っているが、(チームが上向く)兆しがこのところ特に見えてこない」と厳しく語り、残り試合について「もっともっと必死にね。もう、やっていくしかない」と悲壮感を漂わせた。